マレーシアでもっとも美しい島① 憧れの地、レダン島へ!
弾丸旅。大都会クアラルンプールの国際空港に1人降り立った。4キロのバックパックと再会し、期待を胸に、いざ!
……私はあごに手を当て、立ち尽くしてしまった。
「はて、どこへ行こう。」
タイムリミット48時間、もっとも幸せな時間の使い方をしたい。
空港に着くまでは、テキトーにクアラルンプール(以後クアラ)の街をプラプラと楽しもうと考えていた。しかし、クアラに来るのは4回目。もうええやろ、と気分が萎えてしまったのだ。
ここに来た目的は、4年前に人生でいちばん感動したシンガポールの「ソンファのバクテー」をもう一度食べること。あわよくば、持ち帰ること。計画はこうだ。2日後、クアラからバスでシンガポールに入国し、バクテーを食べ、シンガポールから帰国する。※なぜクアラから?→旅したい。シンガポール物価高い。
「レダン島…?」
空港に立ち尽くしたまま、思い出したようにレダン島行きの航空券を検索する。
「た、たけぇ😭」
それもそのはず。リゾートアイランドに行くには、何ヶ月も前からツアーを予約するのが定説だ。当日チケットは何倍に値段が跳ね上がる。
当日に決断して、それも【たった一泊】のために、行くバカなんて…ぐぬぬ、そんなバカげた選択が正しいのか?安いときに行けばお金が浮くんじゃないのか?今行くのか?やめるのか?
悩んだときは、無心でボタンを押す。それがコツだ。ファミレスでも同じ。決まらないなら、店員を呼ぶ。「あ、えーっと、これで!」
「ご予約が確定しました」
【レダン島】トレンガヌ州クアラトレンガヌから45km沖合いに浮かび、マレーシアでも最も美しい島の1つ。ルダン島は9つの島から形成されており、サンゴ礁が非常に綺麗なのが魅力で、マリンパークでのシュノーケリングやダイビングが非常に人気である。島の沖には、第2次世界大戦のマレー沖海戦で日本海軍に撃沈されたイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」や戦後の沈没船が海底にあり、沈没船ダイビングも人気となっている。 島周辺には、500種類に及ぶサンゴと3000種類に及ぶ魚が生息している。(wikipediaより)
さぁー!覚悟は決まった!
いざ!レダン島へ!
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