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躁鬱(双極性障害)の人向け 調子の悪い時に自分の事ばかり話している 解決策は?

最近、解剖学者の養老孟司さんの、「バカの壁」「自分の壁」を読む機会があり、今日は思うところを書いてみたいと思います。

双極性障害を発症すると、鬱の時には特にネガティブになり、自己否定的になるのですが、体が回復しても、自分て一体どういう存在なのか?人にどう思われているのか?といった悩みで頭が占領されて、話すことは自分の事ばかりになってしまいました。

この時、何かバランスが悪いのはわかるのですが、今思えば、特に都市部に住んでいるのもあり、人工物にのみ触れ、自分自身も意味があるかないか?といった考え方になっていたように思います。

(都市化は、誰かが考え、意味を持ったものを形にしている。一方、自然は意味を持たない)

人間は自然物なのにも関わらず、世間に合わせて(合うように)変えようとしてみたりします。自分の中から自然を排除する動きです。

人間が意識的に作った世界では、意味があるか?価値があるか?に囚われ、つい、その世界が唯一と思ってしまいます。脳内に住むような状態です。

関心が自分にしか向かない時には、自然に触れて、五感で感じる事。これは私の体験からもバランスをとるのに良いと思える方法です。

無駄なように思えるかもしれないですが、子どもの磯遊びや虫取りに付き合っているうちに、自分の外側へ関心が向くようになりました。

都市か自然かではなく、どちらも必要だと思います。

もしも、自分の事ばかり話している、自分の世界が狭まっている、と感じた時には、自然に触れて、感覚に頼ってみるのも良いのではないでしょうか。

養老孟司さんのインタビューです、興味があったら読んでみてください。

https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/84.html


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