まねっこネコ

日頃の鬱憤を晴らします 読んで嫌な気持ちになるか同士を見つけてスッキリするか、人によ…

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日頃の鬱憤を晴らします 読んで嫌な気持ちになるか同士を見つけてスッキリするか、人によると思う

最近の記事

バカ舌の極み

一人暮らしだと言うと、自炊派か外食派かと聞かれることが多い。 外食はしない、だから消去法で自炊派になるんだろうけど、自炊もほぼしない。 そのまま食える食材を買ってウチでそのまま食う。サラダみたいな感じ。せいぜい切って盛り付けるくらい。 先生ー!サラダは自炊に入りますかー! フルーツヨーグルトは自炊に入りますかー! バカ舌なんだ。 だから自炊したとて美味い味付けなんてわかんないし、出来たとてそれを味わえる舌を持ち合わせちゃあいない。 故に、醤油か塩胡椒で十分なのだ。

    • 幼少期その1

      哀れで、可哀想で、救いようもないほどに無力だった過去の私を弔うために綴る。 小学校の朝の会で出席確認がある。 そこでハンカチと塵紙を両手に持ってスタンバイし、名を呼ばれたら「はいげんきです」と返事する。そのセリフで「はいねむいです」とか「はいふくつーです」とはふざける子はもちろんいた。 私は、「ふくつー」が何か分からなかった。 いや、頭では分かっていたのだ、「腹」が「痛」いと書いて「腹痛」なのだと。 私は感じたことのない不調だな、関係ないやと思っていた。 そんなはずはない

      • 向上心のない奴は馬鹿だ

        誤字ったわけじゃないよ 今、仲の良い友達は2人いる。こんな変人と友達でいてくれる物好きどもだ。毎度思うが、このような捻くれ野郎といて楽しいのだろうか、私は私のようなヤツとは絶対に言葉など交わしたくない。友人関係など論外だ。 そんな友人たちに感謝はしているにも関わらず彼女らの言動にいちいちイラつく自分が嫌だ。 まず、日本語が通じないことがある。 自分の言いたいことを適切に表すためにやむを得ず書き言葉を選ぶことがあるのだが、これが伝わらない。自分の語彙力が同年代の中の上くら

        • 就活サボっても生きてる話

          よく「院卒ですか?」と訊かれる。 「転職ですか?」とか 「1社目で失敗したんですか?」とも。 いえ、ただの新卒です。 こんなことを訊かれるのは単純に、この職場ではそういう境遇の人が多いから。私の顔がそう見えるからではない。 因みに「高卒ですか?」とも訊かれる。 これは私の顔がそう見えるからである。 私は派遣研究者の正社員だ。 あれ、技術者?正直、違いが分からないが置いといて。 5月に派遣会社に第二新卒枠で入社したので当然、新卒なんかがいる訳がない。一緒に研修を受

        バカ舌の極み

          友人の忠告は聞いておいた方がいい。

          なぜことごとく私のアドバイスを無視するのだろう。それほど自分のやり方が正しいと信じてやまないのか。なぜ。自分のやり方でやって上手くできないから私に愚痴っているのではないのか。友人が上手くできない理由を第三者の私は手に取るように分かる。いや、言い過ぎた。原因と思われる点をいくつか挙げることができる。それはかつて私も同じことをして上手くいかず、本を読み漁ることで解決策を見出してきたからだ。彼女が何をすれば改善するのか、どのような考えで事に臨めば成功する確率が上がるのか。私は本と実

          友人の忠告は聞いておいた方がいい。

          親ってアレだよね

          ダメだ、文章化しないと気が済まない。 自転車保険を自分で契約した。初めてのことだらけでググりながら手探りでなんとか契約し終えてLINEを見たら、父が家族まとめて契約していた。 えっ、わたし自分でやるって言ったよね? 貴方も私に、自分でやってって当たり前のことを言ってきたよね? もう契約したって言ったら、クーリングオフできるから解約しろですって。 いや頼んでないんだけど。「頼まれていないことを進んで行う」の最終形態ですか?だから残業して病んで無職してるんじゃないですか?

          親ってアレだよね

          親不孝者

          1年ほど前から職場で虐められていたと、母は言った。もう辞める事にしたと。 なぜもっと早くに言わなかったのかと、問うた。そんなこと分かりきっているのに。信用されていなかったのだ、私が母を信用していないのと同様。 貴女は気にしなくて良いからね、と母は言った。家庭は少し大変なことになるけれど、仕送りは要らないと。貸した学費いつ返せる?でも無理せず自分の為に使いなさいと。 なんて聖人なのだろうと思った。家庭のことは全て1人で何とかするつもりらしい。つくづく信用されてない。 ド

          周りとのズレ

          小学生の時、始業式にランドセルで行ったらみんな手提げで来てて気まずかった。 はたまた、手提げで行ってみんなランドセルだったことも、校外学習だからとリュックで行ったらみんなは背にランドセル手にリュックで先生に怒られたことも、ある。 このうちのどれかは、単に先生の話を聞いていなかっただけだったかも知れない。でもいくつかは間違いなく、個人の感覚・判断に委ねられた結果起こったことだ。 私はコレが大の苦手だ。 私はブラジャーを、大学生になるまでまともに付けたことがなかった。中学

          一生遊んで暮らしたい

          働きたくない。 なぜ、人間は働くんだろう。 狩猟採集でもして支出ゼロでは生きていけないんだろうか。 働きたくないと言えば甘えてると言われ、働きたいと言えば志望理由を聞かれ、言葉に詰まるとマイペースだねと遠回しに諭され。 ごもっとも。それで改心して就活に前のめりになれるんだったらなりたいわ。 でも無理なんだよ。私の中の私は聞く耳を持たずそっぽを向いたまま。私の理性がいくら働くよう説いても、何人かの面接官に嘲笑われても、私の中の私はあぐらかいてこれっぽちも反応しやしない

          一生遊んで暮らしたい

          実家に行きたくない

          実家の私物を一掃すべく度々行っており、今日もその一環だ。 相変わらず汚い。臭い。舞う埃が見える。この暖かな晴天に窓を閉め切っている。玄関から入り、靴箱から取り出した来客用スリッパを履こうとし、置く場所が無いことに気付く。足の踏み場もない。喉の根元のところがギュっと絞まる。息苦しい。 2階へ上がる階段の途中に、花がある。造花だが、色とりどりの花飾りは私の心を少し、軽くする。 かつて物置と化し片足一つ分のスペースずつしか空いていなかった階段を、2年ほど前に一掃した。もちろん

          実家に行きたくない

          最低限を完璧に

          この世には2種類の人間がいる。身を粉にして努力し続ける人と、最低限の努力だけしてサボる人だ。 私の周りはなぜか前者ばかりだ。真面目な彼女を例に挙げよう。国家試験に向けて食事にも風呂にも参考書を持ち込んで四六時中勉強に勤しんでいたらしい。見上げ過ぎて首を痛めそうだ。模擬試験にはわざわざ1人だけ本番を模したスケジュールで3時間余分に座り解くという徹底ぶり。彼女は国家試験の後、勉強から解放された事をそれはそれは大層喜び、そのまま財布の中身も確認せず回らない寿司屋にでも飛び込んで行

          最低限を完璧に

          菓子まき

          豆まきが一番好きな行事だった。 正月よりも、夏祭りよりも、クリスマスよりも。というのは、ウチの実家ではお菓子を撒くからだ。 小さな和室を片付けて、夜、家族が全員揃ってから始まる。各々ザルやらボウルやらビニール袋やらを手元に座ってスタンバイ。ちゃちい紙のお面を付けた父が馬鹿でかい段ボールいっぱいのお菓子を引きずって入室。ドアを閉め、電気を消し、真っ暗闇の中... 「鬼はぁぁぁ外ぉ!福はぁぁぁぁ内ぃぃ!」 豆まき人生初参戦の末っ子が泣き叫ぶ声に耳も貸さず、もう子供とは言え

          まだ学生でいたい

          2月になった。 もうすぐで大学卒業だ。 進路未定のまま。私の中では確定なのだが、認められないのであればそれは未定なのだ。世知辛い。 院進する気はない、金もない。 かと言って就職もしたくない、まだ学びたい。 でも奨学金返済の為に稼がないと。 色んなことを知りたい。 色んなところに行って、色んな人に会って、色んな経験がしたい。 まだ学んで生きたい。 大学の進路調査のアンケートに、まさか その他進路「フリーランス」 業種   「未定」 などと書くわけにもいかず、都合の良い「海

          まだ学生でいたい

          失くしたおもちゃ

          いちばん最初はね、あたしが見つけたの 見つけたときは気に入らなかったんだけど、気付いたらいつも一緒にいたの ママは、きっとあたしとおもちゃが似てるからよって、笑ってたけど、ちがうんだ あたしに無いものを持っていて、あたしの見たことのないものを見せてくれる。それが楽しくて、面白くて、いっつも一緒だった でも、失くなっちゃった あたしのせいじゃない。気付いたら、失くなってた。誰がやったの? あたしはおもちゃに、大きくなったらやりたいことをいっぱい教えたの。おもちゃも楽

          失くしたおもちゃ

          親の衛生観念が壊れてる

          電子レンジで温めたっきり忘れていた牛乳に挑むのに、何時間放置までなら許せるだろうか? 私は、3時間くらいかな。小学生の時、朝温めた牛乳を放課後に飲んだことがあるが完全に風味が飛んでいた。幸いお腹を壊した記憶は無いが、それでも今なら絶対にしないだろう。 母は。私の母は、何も考えずに飲むだろう。何時間経っていようと。気温が低ければ、...何日経っていようと。 あの歳にもなって、まだ、食べられるものと食べられないものの区別ができていないのだ。あるいは、食品を捨てることに対して

          親の衛生観念が壊れてる