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四十にして惑わず

3月で40歳になりました。

三十にして立ち、四十にして惑わず。

論語 為政 第二
{原文}
子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲不踰矩。

{書き下し文}
子曰く、
吾十有五にして学に志し、
三十にして立ち、
四十にして惑わず、
五十にして天命を知る、
六十にして耳順う、
七十にして心の欲する所に従えども矩のりを踰こえず 。

{意解}
知らない人はいないほど、有名な言葉ですね。
孔子みずからの生涯を要約した言葉だといわれています。

十五歳のとき学問で身を立てようと決心し、
三十歳でその基礎ができ、
四十歳で自分の進む方向に確信が持てるようになった。
さらに五十歳で天命を自覚し、
六十歳のときにはどんな意見にも
素直に耳を傾けられるようになり、
七十歳になると、欲望のままにふるまっても
人間の規範を逸脱しないような自在の境地に達することができた。

4月から新体制のもとで仕事しています。
自分の仕事内容は会社の配慮のおかげでまだ大きくは変わっていません。
それでも体調は下降気味です。
雰囲気にのまれているのか。
どうも以前のように自分から発せられると思われるにおいが気になる。
ひどいときに比べればマシなのだけれど。
そんなことを言っていると、妻に”四十にして惑わず”やでと。
「今日もくさかったわー、あかんわ」などと言っている場合じゃないと。
今の会社に入社して、8年目。
周りの方々に支えられ仕事を続けていられて感謝している。

取りまとめ役を任せられたと同時期ににおいの症状がひどくなって、休職するまでになった。
復帰後も症状は安定せず、苦しみながら仕事を続けてきた。
そして40歳になった。
信じられない。こんな頼りない40歳がいるのかと。
精神年齢は思春期の子供のままだ。

「建築家になりたい人生だった。」
というインスタのプロフィールの方がいて、激しく同感と。
どうにかならないかと思いながら行動せず時は過ぎていく。

四十にして惑わず

苦しいながらも、幸せも感じている。
挑戦も大事だけれど、継続するのも大事だと思っている。

明日からまた仕事か。


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