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7年勤めた映像会社の正社員を辞め、なぜ木彫りブランドを始めたのか(前半)

こんにちは、kitonaの松谷です。木彫りで色々作っています。
初めての投稿なので、自己紹介がてら「なんで木彫り始めたの?」って所から簡単に書こうかと思います。作品はホームページInstagramにありますので見てもらえると嬉しいです。
端折っても長いので前半・後半に分けます。

■私もなぜ木彫りを始めたか分からない

え?嘘でしょ?って思いますよね。
彫刻が私の選択肢の中にはまっっっっっっったく無かったし、むしろ美大生時代は面倒くさそうで絶対やりたくないと強く思いながら彫刻科をぼんやり眺めていた位なので(すみません)本当に自分でも謎なのです。

ただ1つ言えることは、<いつの間にか自然とそういう流れが出来上がっていた>ってことでした。なのでその流れを簡単に追って行きたいと思います。

■油画を卒業、映像会社に就職

多摩美術大学油画卒業後はゲーム系の映像会社でデザイナーとして就職しました。ここで2D・3D・編集を浅く広く習得しました。この経験はその後非常に役に立ちました。(先輩たちありがとう…)

会社は残業もそれほどなく納期に間に合わせていれば好きに過ごしてていいヤバ良い会社でした。 なので帰宅してからは毎日絵を描いたりして過ごしていました。

■最初はイラストレーターになりたかった

なりたかったんですけどね、なれませんでした。
テイストもあっちこっち、描きたいものもあっちこっち、数年間頑張りましたが苦痛になってきたので段々と諦めました。

■突然6畳の部屋でDIYを始める
イラストをまだ描いている時、一人暮らしを始めて「素敵な家具が欲しかったけど欲しいものがない!お金もない!自分で作ろ!」と勢いでヨレヨレの線で、書いたことも無い設計図を書いて1週間かけて吊り棚(下の写真)を作りました。
強度的にヤバいですが、初めてでよくこれ1人で作ったね…と10年前の自分をギュッ…としてあげたいです。

→この経験で家具の作り方に少し興味を持ちました。


■手創り市に出展、夢中になる


なんとなくシルクスクリーンを始めてそれを布に刷ってブックカバーを作ってみたら意外とハマりました。
その勢いで鬼子母神の手創り市に出展したら自分のお店を持ったみたいで夢中になり色々な手作り市に参加しては制作していました。
評判も割と良く接客もしょうに合っていることを発見しました。

当時tetote や minne などのECサイトの創世記で、出せば完売していました。
→ここで将来自分で何かを作って自分で売りたいと思い始めます。

■家具の職業訓練校の存在を知る

当時、手仕事ジャンルや丁寧な暮らし系が盛り上がり始めていました。その中で好きな木工作家さんを見つけてなんとなくプロフィールを見たら会社員を辞めて品川の職業訓練校(木工家具)を卒業していることを知りました。

本人にその学校について展示中に聞きに行き(あの時はありがとうございました!🙏)手当をもらいながら行ける学校があることが分かりました。

しかも私の地元にあったという…灯台もと暗し!


■卒業した美大の油画科の内容が不満だった

突然ですが私が卒業した美大の油画って基本アトリエもらって講評までに自分の作品作ってね~!なので技術を学ぶとかそういうのほとんど無いのです。(←今は違うのかも知れませんが)
工芸科や日本画や彫刻科やデザイン科、他の科は入学してから初めて色々な技術を学ぶのに、油画だけは受験もデッサンと油画試験だしで不満を感じていました。
そういうのもあって何かの技術を習得してみたかったのです。


■3年悩んでエイヤと受験

経済的な不安があったので3年悩んでいました。
その間に色んな機運が重なって「今しかない!」と勢いで受験しました。

・プロジェクトがちょうど終わった
・勤務7年目、これからもずっとやっていく想像が出来なかった
・貯金がある程度出来た
・婚約者(現夫)が出来、一緒に住むことが決まった
・婚約者も昔Webの職業訓練校に通ったことがありちゃんとそれを仕事にしていた。
・当時30歳、学校は35歳まで。
・受験は2ヶ月後。

この箇条書きが2013年の年末に一気に来まして、翌年1月に「あけましておめでとうございます」の挨拶と共に退職届を出しました。
受かるかも分からないのに…。笑

後半に続く…

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〈木彫りと何か〉を合わせた装身具等を作るブランド「kitona」を2015年に立ち上げはや5年。 kitonaの作品の詳細や木彫を始めた経緯など、拙い文章だと思いますがここに残せたらな✏️と思います。