すでに届いてるのだから

あなたはもう
小さな奇跡を目の当たりにしてきてるのだけど
気付いているかしら？

ありえない方法で　ありえない角度から
状況がコロって変わってしまった　あれ

あまりに素早さすぎて
あまりにナチュラルすぎて
あまりにささやかすぎて

そうだと思えず
通り流してしまったかしら

あれだけもうダメだと思ったのに
あれだけどん底味わったのに
何故だか自分のチカラではなく
スルリと流れて　救われたでしょう？

あれは
自力で起きたことではないって
気が付いているかしら

それともあれすら
自分がコントロール出来たんだと
思ってしまっているのかしら

だとしたらそれは
もう　自我に上書きされちゃったのね

あたかもそうであったかのように

そしてその声を
採用しちゃったのね
何だかそれが正しいように思えて

手段を探している限り
エゴ自我の声からは離れられないよ

手段を　方法を　探しているのは
自分で何とか出来ると思っているからでしょう？
自分がその状況を
コントロール出来ると思っているからでしょう？

例えそれが
クルシミから逃れようとしていようが
ヨロコビを招き入れようとしてようが
どちらも同じこと

その
手段を探している自分というのは
なんなのかな？

それが
本来のあなたなのかな？
あなたの心底からの声として
聴こえてきているものなのかな？

手段を探し求めている自分　の裏側に
不安やオソレがまとわりついているのが
感じられるかな？

手段は見つかるかもしれない
けど
そうしたくなる元になっている
不安やオソレがそこにある限り
方法が変わるだけで
繰り返しそれはやって来るって
そこは　分かるかな？

ギリで追いつめられると
そこの見分けがつかなくなって
その手段を行わなければ　これは改善されない
その手段をやれば　私は救われる　と
エゴ自我のお誘いにまんまと乗ってしまって
もっと言えば
そうしないとどうにかなってしまいそうで
そうすることが最優先で
そうすることが最良だと
もう自分の中で肥大化してしまっている
妄想の　「そうあるべき」

ずーっとそれに乗ってきたでしょう？
何回も何回も繰り返して来たでしょう？
そこを オ・モ・イ・ダ・シ・テ！

ねぇ

もうちゃーんと示されているんだよ

経験も体験も
させてもらっているんだよ

あまりにフツーすぎて
見過ごして来ちゃったかもしれないけど

でも　確かにあなたは
その時　その香りに反応してたんだよ

ちゃんと包まれているんだよ

見放されてなんかいないし
見放されようがないんだよ

受け取り拒否しているのは
私たちのほう

すべては差し出してくれていて
すべては見守ってくれている

受け取らない　と思える自由さえ
与えてくれている

そこは
観たい　と想わないと
観えてこないセカイ