![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124267983/rectangle_large_type_2_b7b73e8db092eb2655fa2de49cdb438e.jpeg?width=800)
その響き合うナニカ
いつも行く神社は七五三の季節なので人出が多く
このところ足が向かなくなっていて
可愛いお子の姿を見るのは楽しいのだけど
今はカメラマンが付いていて撮影の為に
あらゆる手段でお子達のご機嫌とっているその声が
どうしても苦手みたい
それは家族内で一生懸命撮影している人たちも同じで
持ち上げて持ち上げての甲高い声がそこら中に響いて
疲れちゃう 何だろね その周波数が合わないのかな
なもんで少しお久しぶりな神社は
すっかり気配が変わっていて落葉の世界だった
![](https://assets.st-note.com/img/1702291413693-SwR4YZL8Vu.jpg?width=800)
黄色や赤の葉っぱたちが
風に吹かれてくるくると回りながら
楽し気に舞い降りてくる姿は
いつまでも見飽きることがなく
「いーな~ 楽しそうだなあ~」と
しばし見惚れていた
![](https://assets.st-note.com/img/1702291554239-eFIHrG9thu.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1702291554113-UhVCZaJKxU.jpg?width=800)
その舞い降りた葉っぱたちで
辺りは黄色の世界に変わっていて
本当にきれい
![](https://assets.st-note.com/img/1702291641794-tUzNHCSJY0.jpg?width=800)
あれだけワサワサとして
キラキラ輝いていた銀杏たちも
半分以上その衣を落として
軸となる幹や枝が見えてきて
![](https://assets.st-note.com/img/1702291819286-CTEYkg9Qan.jpg?width=800)
少し前まであの高い樹にあった葉っぱが
今は目の前の足元にあって
それを 落葉 と呼ぶけれど
![](https://assets.st-note.com/img/1702291878660-egwC1ICIgy.jpg?width=800)
地面に落ちたその葉っぱは
場所によってはそのまま土まで還って
大地の養分となっていき
それが銀杏の樹の肥やしとなっているのならば
それはまた 銀杏になっている
とも言えるのかもしれない
![](https://assets.st-note.com/img/1702291964955-YCIUSmE0zy.jpg?width=800)
葉っぱは移動しただけで
様が変化しただけで
自然の摂理で巡り動いているだけ
その時々の姿に 色々な呼び名を与え
意味を付けて観て楽しみ
そこに好きなストーリーをつけて楽しんでる
![](https://assets.st-note.com/img/1702292035606-cFwa9898AD.jpg?width=800)
それは
銀杏も人間もおんなじ
みんな同じ
自然はそれを分かり易く
現してくれていて
そこには嘘がないから
だからヒトは
自然の中にいると
自分の中の ほんとう と呼応して
安心できるのかもしれない
![](https://assets.st-note.com/img/1702292146592-OH1iwWER1f.jpg?width=800)
そう
ちゃんとヒトにも
それぞれのなかに
ほんとう がある
それは それ同士が
共鳴したり 共振したりして
ヒトでも自然でも宇宙でも何でも
そこは同じだから
響き合って それがあるよ と
教えてくれる
そこは
安らぎ 優しさ 和やかさ 静けさ
あたたかさ ゆるやかさ
安心 というセカイ
![](https://assets.st-note.com/img/1702292267423-6OrE8cvzqd.jpg?width=800)
みんなもともとあるものだから
その 自分の中の安心 で
チャージ出来る
外の誰かや何かでは得られない
そのチャージは
自分のなかで出来るから
そしてそこは
自分のなかだけれど
エゴや自我ではない じぶん
葉が落ちても凛と立っている
銀杏の幹のようなもの
さらに
幹のなかのナニカのようなもの
![](https://assets.st-note.com/img/1702292338170-F0lP6qlFKY.jpg?width=800)
生かしている そのもの
ありがとうございます。 お受けしたサポートのお気持ちは、この巡りのなかで循環させられるよう、ありがたく使わせて頂きます。感謝致します。