なにもなさがひろがるなかで

あなたの中には
光がある

嫌だと言っても
そんなものないと思っても
誰にでもある

誰にでも

その光を
信じなさい

その光を
感じなさい

何処かを探す必要もない

あなたの
何処にでも
光がある

あなたの
すべてが
光だ

黒く感じることも
白く感じることも

どちらも
光だ

あなたの
光だ

光という
言葉のイメージを
横に置きなさい

キラキラした
輝くものだけが
光ではない

イメージされる前の
その　ナニカ　が
光だ

あなたを
満たしてるものだ

あなた
そのものだ

その
ナニカ

ナニカわからない
ナニカ

すべての
思考と　言葉と　イメージと
想いと　知識と　経験と
重さと　軽さと　身体と

これを知っているという想いも
あれを知らないという想いも
これをしてきたという想いも
あれをしてないという想いも
これを持っているといる想いも
あれが無いという想いも
ここにいるという想いも
あそこへ行くという想いも

それらすべて
ありとあらゆるすべて
身につけてるすべて

それらすべてを
ちょっと横に置き

いま

すべてを
するりと落とした

この
いま

それに

一瞬
たたずみ

その
瞬間の安堵を
感じて
味わって

ひろがり

なにもないという
安らぎと

なにものでもないという
ひろがりが

いっぱいに
みちる

その

安堵と
安らぎと

ないことへの
安心と

その
みちているのが

あなたで

そこで
ひと休みしたら

また

好きな持ちものを
たずさえて

彩りの世界を

楽しんで
笑って

なにをしていても
なにもしてなくても
どんな考えを持っていようとも
どんな感情をかくしていても
どれだけ自分を否定していても
どれだけ愛にあふれていても

そのままで

いまの
そのままのあなたで

なにも
足すことも
引くことも
しないままで

だいじょうぶ

その

ヒカリのままで