また軽くなり

いつもの神社に行くと
また空気感が変わっていて
何が変わったんだろう？って
一生懸命みるんだけれど
明らかに何かが違うのは分かるのに
何が違うのかは分からない

軽くなっていて　透明度が増していて
どこみてもキラキラしてる
生き生きしてる

はしゃいでる感じでもなく
静かな中での躍動みたいな
言葉が追い付かない不思議な感じ

破壊と再生　と耳にするのだけれど
再生っていうよりも
壊したら元々あった　生　が
より生き返るって感じなんだよなあ

再び生まれるのではなくて
元々あるもの　を
壊したことで　みれた　思い出した
みたいな

壊したものは
自分のすべて　ではなくて
小さな自分の凝り固まったもの　で
凝り固まりが壊れて
大きなじぶんだったねと
その風を吸い込むみたいな

生まれ変わりには
努力みたいなのが必要　みたいな
イメージもあるかもしれないけど
生まれ変わりじゃなくて
もともとあったものに気づくだけだから
努力とか忍耐とか経験とか
そんなもんなくても元々だから

だから
破壊って　言葉はどろどろしいけど
自分を壊すとか
そんなイメージ持つと頑張っちゃうかもだから
そもそも　自分　ってものも
イメージだよね？　ってなると
頑張りようもなくなっちゃうかもしれない

自分がコワレテしまった
コワサレテしまったと思ってたのに
もともとコワレルものはなかったと
気付くかもしれない

一度それを通ってしまえば
次にまた　ハカイ　がやってきても
ハカイされるものがない　と知ってるので
むやみにオソレなくなる
もちろんその時々のコワサはあるけど
八方ふさがりではないと分かってるので
どーにもこーにもにはならなくて
心にちょっとの余裕が残る

その　ちょっとの余裕　が
すきま風を通してくれるから
ちょっとのココロの余裕はだいじだなあ

そして

小さな自分　には
何も出来ないと知るんだろう
今までも何も出来てきてなかったと
驚くんだろう

すると

その
ちょっとのココロの余裕に吹いたすきま風が
流れ　というものを
感じさせてくれるんだろう

神社で騒いでいるお子たちを
ちょっと疎ましく思ってみたりして
あらら　と思ったら
どーやら彼らの純粋な発露が
羨ましかったみたいね

思うように叫び　全力で走り回り
転んでは泣き　なぐさめられてはすぐ直り
叱られては止まり　すぐ次へと移り
本気でかくれんぼし　本気で逃げ
宝物のように石を集め　絵画のように枝を並べ
そんな　すべてに全力で
ありのままのエネルギーをそのまま出せてる
そんなお子達が
羨ましかったのね

いとも簡単に出来てしまっている
彼らのエネルギーが
まぶしかったんだねー

そうかそうかと思ったら
さっきまであったモヤったものは
どこかへすーっと消えてった

今からでも　やればいいじゃんね
いま　やればいいじゃんねー

全力で走ることは出来ないかもしれないけど
全力で好きな事をするのは
いつでもできるよね

全力で
自分のために好きな飲み物を
自分が喜ぶように美味しくいれて
ほっこり飲むことは
出来るよねー

全力で
自分のことを考える事は
いま　出来るよねー

打算の要らない世界

基準は
じぶんがご機嫌さんに
なれるかどうか