魔法瓶の名のごとく

東京の雪はあっという間に消えていき
それでもいっときの雪の舞いは
綺麗だった

雪国の方々にはとんでもないこと
かもしれないけれど
その土地　場所があり
都内には雪は珍しいものだから
それぞれの場での見方で

美しいものは
美しいから

今季は魔法瓶を買って
魔法瓶てすごいなーとなってる

白湯をよく飲むようになって
この寒さでやっぱりあったかいのが飲みたくて
今まで都度お湯沸かしてたのだけど
さすがに不経済かなと思い
何年振りかにポットというものを
我が家に迎い入れた

以前は電気ポットや湯沸かしケトルも
使っていたのだけど
どーにも移り香がダメで
ある時全部処分して都度沸かすスタイルに

今回は中がガラスの魔法瓶
お水さんへの移り香も少ない

朝沸かしていれたお湯が
夕方でも十分あったかくて驚いて
すごいなーって

電気もガスも使わなくて
あったかさを保ってくれてて
なんてありがたい事なんだろう

ちょっと一息いれたい時に
少しの量だけでいいのだけど
ポット傾けるだけでお湯が出てきて
冷めすぎたお水さんじゃなくて
身体がほぅ～ってゆるむ

当たり前すぎて
何言ってんのと言われそうだけど
ありがたいなあー

あまり物を増やしたくなくて
買うのを躊躇してたりしてたけど
こうやってすーっと温かさが出てくると
ああ　ほんとは都度沸かすのも
冷めた白湯を飲むのもイヤだったんだなと
気付いてみたりして

すまんかったなあ　わたし
と　自分に謝って
物を増やしたくないという思いや
買ってまた移り香で使えなかったらとかいう
そんな思いらにすり替えちゃってたなと

ほんとはいつも
ちょっとあったかいお白湯さん
飲みたかったんだもんなあー

このくらい　という
小さな思いも
ご機嫌さん　優先だなあ

だからほんとなら五日位かかるのに
頼んだ翌日には届いちゃった
それがYESならば
知らん間にスンナリ事が進んでる

この冬は
腹巻と湯たんぽと魔法瓶で
あったかさが保たれてるワタシ

色んなもの使って
結局元に戻ってるみたいだけど
それもやってみて合う合わないが分かったからで
あまり最先端のものが合わんのだから
昔からの自然の習わしでヨキヨキ

そしてこうやってあれこれ試してるのも
身体の調子を崩したからで
そこから身体というものに目を向けるようになって
身体の不思議さや完璧さも知れて
エネルギーというものも知れて
確かに不調はツライけど
何が幸いするかは分からない

これを
エネルギーや身体の仕組みやらに
意識を向かわせるために不調が起きた
とも捉える事ができるし

そもそも身体の不調なんて
コントロール出来るものではないし
コントロール出来てるものなんて
何もないし

結局は
起きている出来事　に
後付けで自分好みの意味を付けてる
だけなのだから

だとしたら

どう意味づけしたいか
どう捉えたいか

さらに突っ込めば
その意味づけしたことでの
自分のエネルギーの在り方が
次の出来事（と見える現象）が現れるのだから

だからやっぱり
ご機嫌さん♪

ご機嫌さんでないときも
ご機嫌さんでないなーと気づいてりゃ
そんな時もあるわーなで
ご機嫌さん手前に

色んなもの味わいたくて
ここにいるのだから
どれもオッケーということで

人生サイアクと思っていたトキが
もしかしたら
サイコーのギフトなのかもしれない

なのだとしたら
この世の中に
サイアクなんてなくなっちゃって
すべてが最善で最高のトキに
この瞬間変わってしまう

この愛いっぱいの
この不可思議さ