ふぅ～っとひと息巡らせる

急に秋がやって来て
すると　散歩してみようかな　とか
あったかい物食べようかな　とか
暑さ　の時とは違うものが浮かんでくるのが
不思議

お風呂を溜める温度も
今までのだとぬるく感じたりして

別段あたりまえのような事かもしれないけれど
でも　よーく考えれば
不思議このうえない　し
自分に起きている事なのに
何でそうなのか　も　全く分からない

分かっているのは
「自分の事はよく分かっていないらしい」
ということ

分かっているつもりでいて
そうやって多分生きて来たけれど

それらは後付けで
「多分こういう事だろう」と
納得させた意味づけのようなもので

実際起きていることが
どーしてそうなのか　は

誰にも分からないし
自分　には分かりようもない

自分には分かりようもない　と
知っている　だけ

色んな人が　それぞれの分野で
各々の視点と立場から
言葉での説明を試みてくれていて

比喩や隠語やたとえ話など用いて
お話してくださっている

辿り着くところは同じだから
その時自分に合うものを
自分に合う分だけ取り入れて
ほぐしていく

「それが正しい」
「これさえやっておけば」
そんなものらは放り投げて
その時のエッセンスだけを受け取る

ものすごーく早くなって来ているから
少し前に「これが合う」と思ったものが
今はもう合わなくなっているかもしれない

だから
「これをせっかく取り入れたから」と
そこで握りしめないで
どんどん流して　流れを良くして
自分の中を循環させて
巡らせる

パワーも相変わらず強いから
ヘタレている時は
休んでね　の合図と思って
ご自愛タイム

自分を休ませて　自分を癒して
自分をゆるませて　自分を満たして

ひとりではない　ことを感じて

今までも　これからも
物理的に一人だったとしても
ひとりであったことはない　から

体ひとつとっても
先祖代々つながれてきたDNAが
組み込まれているわけで
そこには
今の体　を与えてくれている
沢山のものが支えてくれている

その　身体の振動は
自分のもの　と思えるかもしれないけれど
あらゆるもの　の循環で　ご縁で
今そう現れているだけだから

その　「自分のもの」と
思えてる　そのことも含めて
ぜんぶ

暑さが引いて
透明度が増したかのようです

満月に向けて
満ちる　が動いています

一方で　秋分を超え
陰へ　静へ　少しずつ傾いています

いつの間にか
呼吸が浅かったことに
気づくかもしれません

秋風と共に
大きく　深呼吸を