2泊3日南信州への旅、水やりどうする?
残念な結末
家庭菜園を始めてからずっと問題となっている案件がある
《2024年水やり問題》
畑に地植えした野菜は2日3日水あげなくても全く問題ないのですが、問題は鉢やプランターの野菜や花たち。
昨今の暑さの中では、泊まりで出かけて帰ってくると枯れているという残念な結末も何度あったことか、、、、
なかなかお出かけも躊躇してしまい、おうち大好き人間の出来上がりです!
仕方ない時は、苦肉の策で深めの入れ物に水を張って中に鉢を沈めたり、バケツの中に沈めたり、家の中に移動させたりとしておりました。
これがなかなか面倒なのと、水浸しなので根腐れしてまた残念な結末を迎えたこともしばしば。
原始的な方法
キュウリを育てている場所に水をあげていた時に、キュウリネットを滴り落ちる水を見てふと思いつく!
そうだ!サイフォンの原理だ!いや違う原理か?
なんとなく水が移動するシステムらしいという認識程度の知識しかない。化学や物理が苦手だった私には細かい法則はどうでもいい。
とりあえずヒモを用意して片方はバケツに入れて、そこから鉢まで垂らしてみる。
30分ほど時間を空けてヒモを確認すると、、、、
ヒモが濡れている‼︎ これはいけるぞ!
10歳の記憶
まだ素直だったハル少年10歳の頃、6畳二間の住宅に住んでいた。
古い家だっせいかその家の台所の蛇口は締まりが悪く、いつもポタ、、、ポタ、、、と20〜30秒に一回水が垂れていた。
その水滴を一日溜めて、一年に換算すると何ℓ無駄にしているのか調べる実験をしたことを思い出す。結果は忘れたが、、、、
途中母が勝手に水を流して、泣きながら怒った。また一からやり直しだ。
母にしてみれば洗い物やご飯の支度があっただろうに,いい迷惑だったに違いない。
父からの助言で、夜中に8時間溜めて3倍にすると1日分になるいう画期的な方法を教えてもらい、父を尊敬したものだ。今思えば大したことではないのだが。
久しぶりの実験に、懐かしい記憶が蘇ってきた。理科が苦手なくせに、子供の頃から実験好きは変わらないようだ。
トマトは枯れずにすんだのか?
紐の端に石を結んでバケツの中に沈め、もう片方は鉢の土の中へイン!とりあえず外れた時の備えも考えて、同じものをもう一本プラス‼︎
どうか鉢植えのトマトさんご無事でありますように!
うまく行くのかどうかもわからないまま,後ろ髪をひかれながら南信州への旅に出る。
旅とは聞こえがいいが、ただの実家と親戚の家の草刈りだ。
2日間1m級の草や木たちと格闘し、満身創痍の2泊3日の旅を終える。
我が家に戻ると、なんとトマトは生き生きとした姿で私の帰りを待っていた!
土はほんのり湿っている。
自動灌水システム成功だぁー。筋肉痛も吹き飛ぶ嬉しさだ♪
2泊3日でバケツの水は1.5リットル減っていた。3日間かけて1.5リットルの水やりをしてくれていたことになる。
天候の影響を大きく受けそうだが、紐の素材や太さにまだ実験と研究が必要そう。
長期旅行も期待できる??と想像する私に、無駄な実験に終わらないといいけど、と空の母から言われたような気がした。
つづく
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