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オーストラリアにある、値段がないレストランのこと

こんばんは。

今回は私が留学中に衝撃を受けたレストランの話をします。

"メニューには値段がなくて、自分で払う金額を決めて箱に入れるんだって"

聞いたことがない仕組みに興味津々だった私は実際に行ってみることにしました。

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*シドニーのお店に行きましたが、メルボルンにもあるようです。

「Lentil As Anything」

*非営利組織「Lentil As Anything」が運営するレストラン

食品ロスをなくし、お金の流れと人の関係のあり方を変えていくという理念があり、"経済状況に関わらず、どんな人でも気軽に来ていいよ"をモットーにされているよう。

第1号店がオープンしたのは2000年ということで、もう20年ほど続いているんですね!


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アートが飾られていたり、おしゃれな空間で"寄付形式のレストラン"という概念が覆されます。


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*ベジタリアンの料理が提供されます。

オーナーがスリランカ出身の方ということもあり、カレーが出ることが多いようです○

メイン以外にサラダやデザート、チャイラテまで美味しく満足になる料理をいただきました。


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そして自分の支払った金額によって「何ができるか」POPに書いてあるのも魅力的。

●●ドルはほかの誰かの分も払えることになるよー
●●ドルだと食費がカバーできないからここでボランティアしてはどう?

"Pay what you can"
−自分の払える可能なかぎりの金額を−の文化なんですね:)


私は自分の食費がカバーできる金額を支払った記憶があります。(次訪れたときは、ほかの誰かの分も支払えるように頑張ります)


こちらのレストランはハッピーな空間で皆んなが楽しめる素敵な取り組みだなぁと当時感じました。

コロナウイルス感染拡大の影響を受け、様々な価値観や概念が覆される今だからこそ、受け入れにくかった取り組みが受け入れてもらえる世の中に変化していくのでは…と思っています。


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そして、6月から「食で世界を旅しよう」のテーマの国にちなんだレシピ配信を始めます!

現役パティシエのあゆみがご紹介する、美味しいレシピをぜひご覧ください☺︎


2か国目はイギリスの予定です。

Have a good weekend☺︎

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