廃棄予定の機内食を必要な人に届ける、オーストラリアの非営利団体

飛行機で食べる食事について考えたことはありますか?

余った分は?フライトが天候等でキャンセルになったときの食事はどうなっているでしょう?


乗客の中には食欲がないか、眠っている人もいることから、多くの機内食は手つかずで残り、廃棄されるのが常です。

また、旅にトラブルはつきもので、天候不良や航空機のメンテナンス等で、フライトが急遽キャンセルになることもしばしばある。

そうなると、搭乗予定者全員分の食事が廃棄の対象になる。航空会社が出す廃棄物の量は年間約500万トンで、その大半が食べ物です。

一方で、世の中にはさまざまな理由から、明日の食事にも不安を感じながら暮らす人々がたくさんいます。

これは何も世界の貧困地域の国々に限ったことではなく、世界最大の経済大国アメリカでさえも、実に4100万人が安定した食べ物へのアクセスがないという状況だ。

このいびつな食料事情を改善すべく、立ち上がったのがオーストラリアの非営利団体「OzHarvest(オズハーベスト)」である。


ブリスベン空港と協力し、毎年48万人分のファーストクラスの機内食を回収する。

そして、ボランティアスタッフが切に食事を必要としている人々に無償で届けるという。

1日に回収する重量は、400キログラムを超え、各チャリティー団体を介して分配する。


まだこの様な取り組みは日本では行われていません。

航空会社を選ぶ1つの基準にもなりうる行いだと思います。

普段、考えない事を深掘りして考えるとこの世界の矛盾さに気がつくこともありますね。


この取り組みは非常に素晴らしい事だと思うので日本にも早く取り入れられる事を願います。


youtubeにて世界のレシピをシェアする活動も始めました。

今月はオーストラリアの伝統菓子について動画を上げていきます。

もし良ければ、チャンネル登録、高評価、コメントお待ちしています。

https://www.youtube.com/channel/UCOTNebHqoDbEncsyRxAM-Vg/

Ayumi

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