キムチ論争?!
色々な食文化を知ると、多様性が見えてくる✨
大きな白菜が届いたので、キムチを作りました。
キムチはスーパーでも気軽に買えるし種類も豊富。納豆やお豆腐にも合うし、ごはんにも合ううえに植物性乳酸菌を摂れる嬉しい食べものですね。私は化学調味料やアミエビなどが入っていないキムチを食べたくて、手作りするようになりました。
そういえばいつから食べるようになったの?と思い検索してみると「越境するキムチ」という文献を発見。
それによると、戦前から日本でも食べる人はいたようですが、第二次大戦後に「朝鮮漬け」として広まっていったそうです。
70年代に日本で発売された「キムチの素」は、白菜の塩漬けにかけるだけでキムチが完成するというもの。本来日数をかけて発酵させるキムチとは全く別ものですが、日本ではそこから食生活に浸透していったんですね。
ちなみに「日韓キムチ論争」なるものがあり、日本のキムチは味を演出しているだけだとの批判があったとのこと。今はキムチは発酵食品であり健康に良いことも知られていますよね。
外国の食べものを取り入れるとき、私たちは味や見た目だけでなくその国の食文化にも影響を受けています。
その食文化と自国との違いを知ったり、共通点を見つけたりすることは、「食」における多様性を知るひとつのきっかけになると思います。
※「越境するキムチ」朝倉敏夫https://minpaku.repo.nii.ac.jp/...
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