幼い頃の記憶を辿ってみる


こんにちは!
体中が痒くてどうしようもないゆうゆうです!
今日、皮膚科に駆けこんだら、帯状疱疹だと言われました。
20~30代でも、疲れやストレスで免疫力が下がると出るみたいです……みなさんお気をつけください。

さて、今週のアラサーマガジンのテーマは、

幼い頃の記憶を辿ってみる


です!(またまたあゆこさんご提供です、ありがとうございます~!)
幼い頃の記憶、なにか改めて書くことあったかな~~と思い起こしてみました。


書くことは得意だったけれど発想力が皆無だった


小学生の頃の夢は漫画家だったのですが、作文を書くのも得意でした。
よく夏休みとかに読書感想文書かせるの、学校って好きですよね。喜んで書いてました。400字詰め原稿用紙に20枚とか30枚とか嬉々として書いていた子ども。
「文章書けない~~」とか言っている同級生がいると即座に見下してました心のなかで。いま思い返すと癪に触るガキです。

書くことが好きで好きで、些細なエピソードを膨らませて自分なりのストーリー・世界観を紙上に生みだすのが好きだった。
けれど、所詮わたしは「書く分量とスピード」でしか勝負できてなかったんですよね。

同じクラスに、文章が全く書けない友人がいて(仮にAちゃんとする)。
夏休みの作文の宿題とか出される度にこの世の終わりみたいな顔していたこと、今でも思い出します。
割とその子と仲良くしていて、学校の行き帰りも共にしていたんですが、明日から夏休みという晴れ晴れしい帰り道、Aちゃんが私に言ったんです。

「作文やだなー。何書いたらいいかわかんないから、”作文が嫌いな私”っていうテーマで書こうとおもうんだけど、どうかなー」

これ聞いたとき、子ども心にあ、負けたな、って思ったんですよね。

わたしには絶対思い浮かばないテーマだ。作文が得意な自分は決して選ばない題材。かといって、”作文が得意な私”っていうのも絶対に浮かばない。わたしには書けないことをAちゃんは書こうとしている。

書こうと思えば何枚でも書けるし、書くスピードも早いし、何時間書いていても苦にはならないくらい好きだけれど、この発想はない

なんだか自分の人間としての底が知れて末恐ろしくなった瞬間でした。

それ以来、わたしは量とスピードにこだわるのは止めました。どんなに枚数が多くても、どんなに書くのが早くても、読んで面白くなかったらなんの意味もない。読む人のことを考えない自己主義な文章なんて書いたうちから死んでいくんです。そのまま朽ち果てるような文章を生むのなんて無駄でしかない、と思いました。

こうやって文章を書くたびに、どれかワンフレーズでも読む人に刺さる言葉を散りばめようと苦心しています。

あなたにとっても、何か気づくものがあれば嬉しいです。




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