記憶がない

最近、深酒の際に翌日お酒の場を思い出すとある時間帯から記憶が無いことが多々あります。これを歳をとったな〜と言うことが多いのですが、どういうメカニズムなのか調べてみると、こんな記事を見つけました。

そこにこんな一文が。

「記憶はためておく期間によって2つに分類されます。ちょっとの間だけ記憶する短期記憶と、永続的にためておく長期記憶です。私たちが普段体験することはまず短期記憶として覚え、それから重要なものだけで選び出して、海馬という器官が働いて長期記憶に送ります」
お酒を飲むと、記憶を定着させるこのシステムがやられてしまう。

さらには、

「酔うと新しい記憶をつくりにくくなりますが、過去の記憶が使えなくなるわけではありません。脳には、ナビゲーションニューロンという神経細胞があります。これは、通い慣れた道の風景、つまり視覚情報に対して、『この信号は右に曲がる』といった指示を出す神経細胞です。ナビゲーションニューロンは頭頂葉にあって、頭頂葉はお酒に強い。そのため前頭葉や海馬がやられて記憶が曖昧になっても、家にはきちんとたどり着けるのです」

だそうです。泥酔していても家には帰れてるというのはこういうことなんですね。これをよく身体は覚えている、という表現を使ったりしますが、身体が覚えてるのではなく正確には脳が覚えている、ということでしょうか。

これを長年続けると、こういう影響もあるそうです。

飲み方は気をつけないと行けないですね。

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