文系の blender 4.0 モデリング | フォークのトポロジー
簡単にモデリングできそうなのに、意外に沼にはまってしまうオブジェクトのひとつが、わたしの場合、フォークでした。試行錯誤のすえ、わたしなりに辿りついたフォークのモデリング方法を紹介します。
環境 Blender 4.0.2 , Mac Mini M1 OS 14.2
STEP 1
平面オブジェクトを追加し、後にミラーモディファイアを適用するため、右半分を削除し、下のスライスをいれる。
STEP 2
3面を削除し、下の頂点をやや下に下げる。
STEP 3
下のたて3辺を「辺の溶解(Dissolve Edges)」で削除する。
STEP 4
ナイフツール( K )を使い、下のようにカットする。
STEP 5
下に辺を押し出し、ナイフツールと、辺の溶解で下のようにカットする。
必須ではないが、ミラーモディファイア後の右側とあわせ、フォークの持ち手に、6辺はすこし多いので、4辺に整理している。
STEP 6
下に辺を押し出し、柄の部分を作る。末端は同じようにナイフツールと「辺の溶解」で、エッジループの通り道をつくる。
仮完成
整形前。縁を一周してループカットがかけられる。
整形
画像 > 参照 で、実際のフォークのリファレンス画像を追加し、プロポーショナル編集などで整形する。フォトリアルの場合は欠かせない。
完成
ミラーモディファイア、および、ソリッド化モディファイア、サブディビジョンサーフェスモディファイアを適用した。
この後、必要であれば、ミラーおよびソリッド化は、モディファイアを「適用(Apply)」して、形状に微調整をかける。
まとめ
先端が3本と4本歯のタイプがありますが、どちらも作ってしまえば、形状は大きく変わらないので、すこしづつ変えてバリエーションを増やせます。
モデリングとしてはもう少し改良の余地はありそうですが、参考までに。
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