現代アート好き？それなら直島へ！！
私は独身時代、直島へ行ったことがある。
聞いたことない名前の島。
どこにあるのかもわからない。
そして、わたしの人生もわからなくなってた。五里霧中。
右手に暗澹たる思い、左手に高揚感を持って。
初めてのひとり旅。 それが直島。
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サイコーだった。
直島は現代アートの島。
そして心洗われる、
静かで美しい瀬戸内海の波。（初めてみた時、静かすぎて湖かと。。）
海外の友達が来たら、ぜひ直島へ！！と絶対言う（まだ海外の友達いないけど）
控えめに言って、【この島は日本の宝だーーーー！】
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私は昔、バンドマンで
クラブやライブハウスで曲を発表し、演奏し、
仲間とかなり楽しく過ごしていた。
昼間は派遣社員をし、
夜はオールナイトで演奏活動（そして飲んで、遊んで、騒いで）。
とても充実していた。
しかし
身体を壊して入院。
「もう無理かな、、」
楽しかった遊びを失くした私は、
何を楽しみに、今後を生きていけば良いのかわからなかった。
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そんな折、あるニュースが、飛び込んできた。
「瀬戸内国際芸術祭」開催
ん❓瀬戸内、、？どこ？
なぜだか、胸がザワザワ。
すごく行ってみたい。
本田圭佑選手風に言えば、
「ムーヴの中の、リトルムーヴが、瀬戸内に行けと言っている！！」
何かを変えたかった私は、すぐにチケットを取った。
直島、と言う聞いたこともない謎の島に。
1人で。
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直島は、現代美術の島。
島のあちこちにある、現代アートがとても興味深く、面白かった。
見ているうちに、その辺にある石の塊も、現代アートに見えてきたりした。
日常に美は転がっているんだなぁ。
わたしは現代アートが大好きだけど、全く詳しくない。
逆にそれが良かった。
「自分の表現したいことを何でも良いからやってみたら良いんじゃない？」
「気楽にいこうぜ」
数々の現代アートが私にそう語りかけた。
そうだな、何だっていい。
焦ったってどうにもならない。
これからまた自分のやりたいことを腰を据えて探していこう。
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直島は
何かを受け取れる場所。
現代アート好きな人でなくとも、
例えば、瀬戸内海の静かな潮騒を聞くだけで。
例えば、瀬戸内海に浮かぶ、島を見るだけで。
例えば、移住者が作った、素朴で素敵なカフェにいるだけで。
例えば、島の人の畑作業を見るだけで。
わたしは、直島が好きだ。
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