土日にコロんじゃった!?意外な方法でタイムリーな対応
そんな言い方があるようだ。
というわけで、オミクロン株に罹患した1月末。その時、どうしたか。症状は個人差が大いにあるし、自治体の対応も様々と聞くので以下は、あくまで参考までに。
結論から言うと、メールが有効だったのだ。
正直、半信半疑だったが、そのおかげで混乱しないで済んだ。週末に疑いがあって、休日診療所はまったく電話がつながらない。そのとき、どうアプローチをしたのかを記しておきたい。ちなみに、ワクチンは8月に2回目を接種していた。
発症まで
金曜日は家族の誕生日祝いをホテルで過ごすことにしていた。とはいえ、遠くに行くのではなく、近隣のシティホテルだ。食事は、山ちゃん(好きだけど、誕生日にか!だが、本人のリクエストなら仕方ない)に開店早々に入店した、まだ空いている。
1時間半ほどで済ませて部屋に帰った。もちろん何も症状がない(感染しているとは思っていない)ので、至って普通に過ごした。
翌日土曜は、会社は休みだったが、一人出社をしてのんびり仕事をしていた。午後からは新規打ち合わせの来客があり、1時間ほど室内で二人きりだったが、お互いマスクをし、距離を保っていた。この時点でも違和感はまったくなかった。
異変を感じる
夜になり、帰宅をし、晩御飯を家族としていて、その後くらいから少しのどに違和感を感じてきた。あとから思うと、ここで「発症」だ。風呂に入って出ると、違和感は痛みに変わり始めていた。マヌカハニーというのどに効くはちみつを溶かした白湯を飲み、念のためマスクを着けて眠ることにした。家族とは同じ部屋にいる。熱はなかった。
翌朝、6時ごろに目が覚めた。
が、これはもう完全にダメだ。のどがひどく痛む。不安がどっと押し寄せてきた。ネットで検索をすると、オミクロン株の主な症状は発熱のほかに、咳やのどの痛みを訴える人が多いようだ。
どうすればいいのか調べる
さぁ、では、それを確かめようと思う。
ただ、その日は日曜日。かかりつけの医院は休みだ。休日に検査をしてくれるところを探すものの、こういう時っていうのは、行きつくサイトが見にくいのだった。。丁寧に分かりやすくして、分かりにくい。こちらも具合が悪い中なので、認識力が低下していることも影響しているのだろうが。
どこに何をしていいかが、分からない。とにもかくにも、24時間やっているという相談窓口に電話を掛けた。
その時間は、午前8時を回っていたが、数回かけても話し中。ならばと、近隣にある緊急救急センターへ藁にも縋る思いで直接、問い合わせる。ここは日曜日もやっているのだが、ガイダンスには、なぜか平日9時~17時までが営業時間だとのことで、別の電話番号を言われた。電話していて、電話番号を急に言われても困る。なので、メモ帳を用意して掛けることをおススメしたい。
何とか、その番号を記憶して、かけてみるも、掛け直すか、メールを送るようにと、同じようなガイダンスが流れる。そういえば各窓口には、確かにメールアドレスとFAXが掲載されていた。仕方なく電話を諦めた。
ダメもとでメールを送ってみた。
文面は、このようにした。送信時間は、AM8時50分だ。
正直、メールを見る確率はどのくらいあるのか疑問だった。こういうときこそチャット機能があるといいのだが。大きな期待はせずに、スマホで引き続き情報をあれこれ探していると、見慣れない番号から着信が。
相談窓口の方からだった。
およそ40分後の、9時33分にきたので、これには、かなり驚いた。本当にかかってくるなんて思ってなかったからだ。窓口の女性は、さきほどのメールを確認しつつ順を追って話をしてくれる。こちらの不安な気持ちを察してか、とても冷静かつ簡潔な応対だった。
安心感のある電話対応
まず熱はあるかと聞かれて、37度ほどと伝えると、以下のような流れで話が進んだ。何百人と話をしているだろうが、その都度、対応をされていることを想像すると、誠に頭が下がる。
寒空の下でたたずむ
翌朝、かかりつけの病院を一番の時間に予約(今はネットでできて便利!)し、その時間に向かうも、コロナ感染症の疑いがある方は、中に入らずに、外からまずは電話してください、とのこと。
これが、なかなか出てもらえない。
中の様子がカーテン越しに窺い知れる。窓の外から片手を振るアピールは、やっててなかなか情けなく、ツラかった。まして、2月初めの寒空の下で、体調が悪い中で。。。
ようやく気付いた看護師が外に出てきてくれた。待合に入る前のエントランススペースにイスが置かれていたが、すでに先客がおり、
「すみませんが、このまま外でお待ちください。」
(マジスカ・・・)
そういうことも想定して、近隣の医院でもしっかり防寒をしていった方がいい。2月はまだまだ冷える。
その後、医師が外に出てきてくれ、診察とPCR検査を行った。その際、症状から、おそらくコロナだとは思います、と言われた。ただ、検査が混みあい、分かるまで3日くらいかかるとのことだった。大事を取って自宅で隔離できるなら、そうして過ごしてください、と。のどの痛みを抑える薬と解熱剤など一般的な風邪の症状の処方箋を受け取り帰る。
ああ、コロんだ原因は、あの日か。。。
火曜日の夜、グループLINEがあった。木曜の晩、会食をした4人のうちの一人からだ。
その日の会場は、メンバーの懇意にしている地元で名のある料亭で、通常6~8名ほどが入れる個室には、アクリルパネルが置かれ、左右はお互い手を伸ばせば、なんとか手が届くくらいの距離だった。
料理についても銘々皿に用意され、配膳され、1時間半ほどで済ませ、散会した。いつもなら、もう1~2軒は行っているが、互いに自粛。
それでも4人の内、2人が感染していたことになる。
3日後に結果を知る
検査してから3日と経ち、結果はまだかと家族にもせっつかれながら(休ませているが、学校に連絡する必要がある)病院へも電話をするがなかなかつながらない。ようやくつながったところ、診療後(夜)に主治医から直接本人へ電話するとのこと。
そして、夕方18時半ごろ、先生から入電があり、今の具合を聞かれた後、結果が伝えられた。案の定、陽性だ。ある程度、覚悟していたとはいえ、それなりにショックを受けるものだ。ここまでそれなりに頑張ってきたが、ついにか。
会社のメンバーにも不安を伝えなければならないのも気が重い。ただ、接触していた可能性がある金曜(発症前)の時からは、5日が経過した段階だ。彼らに症状らしいものが特にみられなければ、ほぼ感染してはいないだろう。それでも無症状の可能性がぬぐい切れないから厄介である。
検査が遅れたことについては、やはりかなり混みあっていたようで、まだピークアウトまでは時間がかかりそうだ。保健所からも連絡があるようだが、いつになるか、、、ということだった😿
COCOAに登録
陽性者なので、接触確認アプリCOCOAに要請登録をしようとした。そこで、処理番号が必要になるが、それは保健所から発行されるようだ。前述したとおり、保健所は混みあっていて連絡が遅くなると聞いている。発症から時間が経ってから登録して、はたして意味があるのか、いささか疑問が残る。
2月3日14時ごろ、保健センターから電話がきた。以下は質問された内容だ。
検査結果で陽性になった場合(暮らしの情報) - 名古屋市も参考に、と言われたが、アクセスできない。。。https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000139441.html
個人差はもちろんある。突発的な咳が出るのは難儀ではあるが、その後、症状がひどくなることはなかった。基本的にパソコンの前でテレワークを続けながらの隔離生活が続く。
娑婆に出られる
6日(日曜)の昼に唾液を採取してPCR検査を行い、検査施設へ郵送。一昨年にやった時に比べ、キットはかなりスタイリッシュになり、段取りも明確で、やりやすかった。諸々登録をして、ゆうパック(360円)でポスト投函できるところも手間がなくてありがたい。
月曜の21時過ぎに結果通知のメールが届き、判定は陰性だった。兎にも角にもホッとした。ちなみに、家族は金曜の時点で検査を送っており、月曜の昼過ぎ、陰性の結果を受け取っている。10日間は隔離生活を終えて、晴れて解放されたのだった。
各地でまん延防止措置も緩和され、第6波もようやくピークアウトしたような雰囲気だが、依然、感染リスクは高い。とにかく手指消毒とマスクはしっかりしておくことをおススメする。
また罹患された方においては、お見舞い申し上げます。ご家族、知人友人もご不安でしょう。一日でも早く快方に向かうことを祈っています。
こちら参考にした記事を紹介
自宅での隔離生活というのも貴重な体験の一つとなった。症状としては苦しむほどではなかったので、寝室も分かれて人生始まって以来といっても過言ではないほど規則正しい生活を送ることになる。睡眠もしっかりとれた。いずれにしても、迷惑をかけた家族や関係者には感謝の気持ちしかない。
心から、ありがとうございます
まくらのキタムラ
北村圭介
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