ロングセラーアイテムの裏側に迫る Vol.1
新作として発売されてから、何年も経過していながらも、根強い人気で売れ続けている商品の裏側に迫る連載企画。今回はその第1回目となります。
「キタムラ」というブランドをご存じの方であれば、象徴的なイメージとしてはやはり、「革製品のハンドバッグ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
確かにそのイメージは正しく、革製品が定番であることは間違いないのですが、今回ご紹介するロングセラーアイテム、実は革製品ではなく、意外なことにナイロン素材の製品なのです。
キタムラを象徴する定番イメージとは異なる素材を使ったアイテムが、なぜロングセラーとなったのか?今回はその裏側に迫ってみたいと思います。
ナイロン素材のショルダーバッグ「R-0702」
Kマーク刺繍がワンポイントのショルダーバッグ。お財布、スマホ、ポーチ、折りたたみ傘など、荷物がしっかりと収納できるサイズ感です。口元は安心感のあるファスナータイプ。ショルダーの長さは調整することができます。
R-0702はなぜロングセラーになったのか?
この商品が発売されてから約3~4年が経過していますが、当初からこれまででお客様よりご好評いただいているポイントをまとめると、
(1)革よりも負担の少ない軽さ
(2)大きすぎず小さすぎず、小物類が一通り収納できるサイズ
(3)ナイロン素材にありがちなチープさを感じさせないデザイン
といったところになります。
これらのポイントは、企画~開発段階からメインのテーマとして議論されており、特にインターネットの通販サイトでどのような商品に今人気が集まっているか?を綿密に調査した結果と合致するものでした。
まさに、「ユーザーの声」を取り入れた商品のひとつと言えます。
元々革製品が主体のブランドであるキタムラとしても、デザインや機能等はともかく、素材面での反対意見は当時多く出ていましたが、そこは「新しいチャレンジ」として踏み切ったことが、結果的に功を奏したということになります。
世の中や消費者の移り変わりに合わせて、ものづくりも変わっていかなくてはならないという部分と、デザインや機能には妥協しないというキタムラのこだわりが、上手く嚙み合った結果と言えるかもしれませんね。
実際に購入されたお客様の声
いかがでしたか?
何年も経過していながらも、根強い人気で売れ続けている商品の裏側に迫る連載企画の第1回目として、ショルダーバッグ 「R-0702」をご紹介しました。
ちょっとした買い物から旅行までさまざまなシーンで活躍してくれますし、今ではカラーバリエーションも増えていますので、好みに合わせたチョイスがしやすくなっています。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!