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大学のキャリアセンターをオススメする理由

このnoteでは、これから就職活動をする23卒の学生に向けて、22卒の私が就活中にお世話になったキャリアセンターをオススメする理由について書こうと思う
この記事は

「キャリセンターを利用すべきか迷っている」

「キャリアセンターの利用方法を知りたい」
「キャリアセンターを利用するメリット、デメリットを知りたい」


という就活生の悩みを解決できる内容になっているのでぜひ最後まで読んでほしい。

キャリアセンターの利用に関しては、「キャリアセンターで働く職員自身は就活を経験してない」「キャリアセンターを使わないでも内定もらえた」など反対する意見も多く、就活生の間で賛否両論が長く繰り広げられている。また、キャリアセンターの存在自体は知っていても、具体的に何をしてくれるところなのかわからない人も多いだろう。

私は積極的にキャリアセンターを利用した就活生のひとりだ。キャリセンターを使って企業分析や個別相談、また元大企業の人事の方に面接練習などをしてもらったりなどして大いに活用し、内定獲得の大きな手助けになってもらった。今ではオンラインでの個別相談が可能な大学も増えており、キャリアセンターは活用方法によって就活の強力な武器にもなると考えている。

きたむって何者?

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筆者(きたむ)について
私は、現在、同志社大学に通う学生。グローバルを舞台に働きたいという思いで主にメーカー、商社を視野に入れて就職活動を進めた。2020年5月から就活を開始し、2021年5月時点で大手日経メーカー3社から内定を頂き、そのうち*TOPIX core30の大手メーカーへの就職を決意した。
このnoteを使って、悩む就活生に向けて少しでも有益な情報や心構えを自分の体験をもとに発信していく。

*TOPIX Core30は、TOPIXニューインデックスシリーズの一つで、東京証券取引所の市場第一部全銘柄のうち、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成された株価指数のことをいう

キャリセンターを利用するメリットとデメリット

キャリアセンターには就活ナビサイトなどでは得られない、その学校ならではの情報があるので、就活生ならぜひとも利用すべきだ。一般公開されていないため、就活ナビサイトなどでは入手できない貴重な就活情報となる。

キャリアセンターを利用するメリット

・無料で就活のサポートを行ってくれる
・就活に関する情報を入手しやすい
・大学の就職状況を理解してアドバイスをもらえる

キャリアセンターはその学校の学生を支援するためにあるので、気軽に就活のサポートを頼めるのが魅力だ。ESの添削や模擬面接などプロにしか頼めないサービスも、ほとんどすべて無料で受けることができる。
また、基本的にキャリアセンターは学内に設置されているため、忙しいときでも講義の合間などに立ち寄って、就活イベントやインターンの情報を収集しやすいところもメリットだ。情報の内容もある程度自校の学生に合わせてあるので、必要な情報だけを見ることができ、あまり迷わずに済む。
それに、キャリアセンターのカウンセラーは、自校の就職実績や成績制度などを把握している。その学生の置かれている状況や、成績の捉えられ方などを理解したうえで相談に乗ってくれ、話が通じやすいというのもメリットになる。
せっかくこんなに多くのメリットがあるのに、それを使わない手はない。

デメリット

・行きたい企業を反対される可能性がある
・時期によっては就活生が殺到し、相談を受けられない場合も

過去に自校の学生の内定実績が少ない、あるいはない場合、行きたいと思っている企業への選考を反対されることがある。カウンセラーの方々は学生のことを思ってアドバイスしてくれていることは理解できるが、自校の内定実績を重要視している側面もあるため、見方によっては学生の可能性を狭めているとも捉えられる。
また、就活が解禁され本選考が始める3年生の3月前後のキャリアセンターには就活生が殺到する傾向がある。なかなか個別相談を予約できず、受けられないことがあるので、相談はなるべく早めにみんながキャリアセンターの有益性に気付く前に利用し尽くそう。

キャリアセンターオススメ理由①
個別就活相談をしてもらえる

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キャリアセンターでは、前述のような就活に詳しい職員や外部委託のキャリアカウンセラーが面談を行い、就活に関する相談を受けてくれる。
学校によっては、キャリアコンサルタントなどの専門資格を持つカウンセラーが常駐しているキャリアセンターもあり、その場合も利用は基本的に無料だ。
「自分に合う仕事ってなんだろう?」
「インターンはどうしたらいい?」

など、就活に関する質問をしたいとき新入生から卒業年度生まで誰でも利用できる。就活でわからないことがあるけど、ネットや就活本では解決策が見つからないといったときに利用するとよい。ハローワークなどと違って大学の機関なので、その大学の就職実績や本人の成績を踏まえたうえで相談に乗ってくれる。

キャリアセンターオススメ理由②
ESの添削や面接練習

キャリアセンターではESや履歴書の添削にも利用することができる。ガクチカや自己PRを書く上でのポイントや、修正すべき点など割と詳細まで指摘してくれるのでとても役に立った。それが無料かつ手軽に受けられるというのは、学生にとって大変ありがたいサービスだ。

また、キャリアセンターでは面接練習も行ってくれる。面接は学生が個人的に対策をするのが難しいため、プロの客観的なアドバイスが手軽に受けられるというは、大変頼もしいサービスと言える。
第一志望の最終面接前は合計3回ほどキャリセンターで練習した。自分の言いたいことがしっかり相手に伝わっているか、人事視点からみて自分はどう見えているかを確認するにはもってこいの機会だ。

ただし、面接練習を個別に依頼できるかどうかは、その学校のキャリアセンター次第だ。個別には受け付けておらず、イベントとして決まった時間が設けられている学校も多いので、その場合には学生の予約が殺到する。
どちらにしても、面接練習は受けたい学生が多く混みやすいので、事前に混雑状況を確認しておこう。
同様のイベントとして、ある程度の人数を集めて、グループディスカッションや集団面接の練習を行うこともある。

キャリアセンターオススメ理由③
就活ガイダンスやセミナーが充実している

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ほとんどの就活生がまず利用するのは、キャリアセンターが行う就職ガイダンスだ。何から始めて、どんなふうに進めていくのか、就活を行う上での一連の流れを知ることができる。
またキャリアセンターでは、「筆記試験(テストセンター)対策」「ESの書き方」「ビジネスマナー」「OB/OG訪問のやり方」といった、就活対策用のセミナー情報を知ることが可能だ。
そういったセミナーを利用すると、就活に必要な基礎知識を学ぶことができ、実際の選考に役立つだろう。

セミナーの中でも私が一番活用したのが、「大学別企業説明会」だ。就活解禁時期になると約500の企業や団体がオンラインで企業説明会を開いてくれたのは大きな情報源の一つになった。また、質疑応答の時間も設けられているので、ここでしか聞けない質問などを聞くこともできる。

他にも「模擬面接」など、就活に関するイベントの開催情報も掲載されており、学生が自主的に申し込めるようになっている。

キャリアセンターオススメ理由④
OBOGの情報網になる

キャリアセンターでは、大学に寄せられたOB/OG訪問の情報をまとめて確認できる。OB/OG訪問は教職員や先輩などからの紹介が主であり、大学がその取次ぎの中心となるからだ。さらに、これまでのOB/OG訪問実績などを閲覧できる場合もあるので、企業・業界研究の情報収集に役立つ。
ただしOB/OG訪問は、キャリアセンターで先輩に連絡してくれるわけではなく、自分でアポイントメントを取るケースが多い。

私は、計20人ほどのOBOGの方の連絡先をいただき連絡をとった。その企業で働く先輩だからこそ知っている企業内部の情報であったり、収入(失礼のないように)から選考における注意点など、企業説明会では決して得られない本当に役に立つ生の情報を集めることができた。
同じ大学の出身といっても知り合いではないため、失礼のないように注意しよう。

まとめ

最後まで読んでくれてありがとう。ちょっとでも有益な情報だと感じた方はスキを押して、フォローしていただけると嬉しい。

キャリアセンターは自校の学生の就職を支援する学内の機関であり、その学校の学生ならほぼ無料で、さまざまな就活支援を受けられる場所だ。キャリアセンターは、他の情報源からは入手できないその学校ならでは就活情報を持っており、就活生にとって利用するメリットがたくさんある。ここで私が通う同志社大学のキャリセンターを例に取り上げたが、他の大学のキャリアセンターとも大きくは変わらないはずだ。就活生は自分の大学のキャリアセンターについて自分で調べ、大いに活用してほしい。

過去のnoteで、オススメ就活Youtuber3選やおすすめの就活アプリ3選なども紹介しているので就活生は絶対目を通しておこう。

今後も続けて、就活生に向けて少しでも有益な情報や心構えを自分の成功体験をもとに発信していく。就職活動は誰もが通る大きな山だ。プロフィール欄に私のメアドを乗っけているので悩んだときはいつでも連絡して私を頼ってほしい。微力ながら頑張る就活生を全力でサポートしたい。

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