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小学校との連携強化のため、小学校の校長先生とお話ししてきた

こんにちは、理事長の青柳です
毎日熱中症アラートな状況ですが、子どもたちはその合間を縫って外遊びをしています。特に、この時期活発に活動する昆虫やら何やら色々な生物は子どもたちにとっては魅力的ですからね。
ちなみに私ですが、高校時代は生物部の部長をやってました。高校生になっても気持ちは小学生 笑

Arc(アルク) をご存知でしょうか?

NPO法人うさぎっ子クラブは、今年の4月から子どもたちの第三の居場所事業として、 Arc(アルク)を始めました。

格差社会、物価高騰、多様性などなど、子どもたちを取り巻く環境は意外と過酷です。そんな時に、子どもたちの落ち着ける場所「第三の居場所」を提供しようというのが Arc です。

こちらは公設学童の指定管理業務とは別枠で運営しています。運営費については非常に苦労しているのですが、先日赤い羽基金から助成金をいただけることになりました。

市内小学校の校長先生とお話ししてきた

そういったわけで、Arc でお預かりしているお子さんの通う小学校の校長先生とお話ししてきました。その子の Arc での様子をお伝えし、また学校での様子を教えていただきました。

驚くほど生徒の状況を把握されている!

実際学校に行くまでは、私のイメージでは「校長先生=管理職」でした。つまり、あまり子どもたち一人ひとりのことは把握できていないのではないか?と思っていたりしたのですが、実際はそうではありませんでした。あんなに大勢の児童の状況を把握されている校長先生は素晴らしいと思いました。

相互理解が大事

Arc としては、「子どもが学校に行けなくなって働きに行けない」という状況をなんとかしたいと思い、子どもたちをお預かりしています。しかし、学校側からすれば、もしかしたら「学校に来ないのに、よくわからない別のところ(Arc)に行かれては困る」と思われているかもしれない。そんな不安がありました。

そういったところから、校長先生との面談を申し込んだわけですが、、実際お会いして話をしてみると、全くそのようなことはなく安心しました。そればかりか、「子どもたちが疲れた時に、ちょっと休める場所があるというのは学校としても非常に助かる」とのお言葉をいただきました。

ちなみに、その校長先生と私は非常に縁があることがわかりました。子供が同級生だったり、私の従兄弟の結婚式に出席していたり。
いやいや、世間は狭いですね 笑

保育所・幼稚園とも連携していきたい

今回は小学校訪問でしたが、保育所や幼稚園との連携も強化していきます。実際、某保育所との面談機会をいただきました。

保育園や幼稚園で比較的自由に過ごしていたのに、学校に行った途端そのように過ごせなくなった。いわゆる「小1の壁」ですね。実際、そのような状況に陥り、学校に行けなくなったという相談を複数受けています。

長年学童に携わっている職員に聞くと、実は一昔前は保育所との情報交換機会があったそうです。これを是非とも復活させたいと思っています。

組織を跨いで地域の子どもたちをみることが大事

学校、保育園や幼稚園、学童、それぞれの役割があります。しかし、それぞれの組織が個別に動いているだけでは、なかなか難しい課題もあります。

地域の組織が連携、連動し、子どもたちをいろいろな側面からみていく。こういった取り組みが重要だと考えます。

文字通り、Arc がこれら組織の「架け橋」になれればよいなと思います。


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