見出し画像

のらねこ旅日記≪ホテルのお部屋≫

  今回は、今までに泊まったホテルの部屋のお話をします。ピンからキリまでいろんなホテルに泊まりました。
  先ずは、ピンの方から、
2回目のバリ島で泊まったホテルのお部屋がとても素敵でした。
メゾネットタイプのお部屋なので天井高で解放感があり、1階がリビングとトイレ、2階がベッドルームとバストイレになっていました。
エキゾチックではありますが、スッキリとした装飾の居心地がよいお部屋でした。
滞在中に友人Cがお腹をこわしてトイレの住人になってしまった時、トイレが
2つあって大いに助かりました。
  
  床面積で一番広かったのは北海道トマムのリゾートホテルで、バブル崩壊後にスキーツアーで泊まりました。
  倒産して経営者が代わったとかの後で、そんなにお高くなかったのですが、タワーホテルのスイートルームで室内ジャグジー付きのとってもバブリーな感じのお部屋でした。
  ベッドルームとリビングルームの間に
2~4人ぐらい入れそうなジャグジーがあり、それがベットルームから見える構造になっていて
『何故この間取り?』とちょっと引いてしまいました。
  夜寝ていると、何故かジャグジーの方から水滴が落ちる音がしていて
『ジャグジーの縁に誰か座っていたら嫌だな…』とホラーな想像をしてしまい、そっちを見ないようにしていました。

  次にキリの方のお話です。
昔、出張で泊まった北海道のビジネスホテル(有名チェーン)のお部屋ですが、
窓がありませんでした。
(消防法的にどうなんだろう)
部屋もすごく狭くて、ベッドと作り付けの棚のような小さな机とイスがありました。
部屋の奥の角の高い位置に三角の棚があり、その上にテレビがのっていました。それがベッドの頭側だったので、ベッドに寝そべるとテレビが見えませんでした。
『なんか監獄のようだ』と思いました。

  友人Yとライブのため大阪に行った時のお話です。
  私が新幹線のチケットとホテルの予約をしました。
いつも利用しているチェーンのビジネスホテルをネットで予約したつもりが、カレンダーの日付を押し間違えて、別の日で予約してしまったことに、出発当日に気がつきました。
  大慌てで、ネットで別のホテルを探しましたが、週末なのでどこも満室でした。
そんな中、スー○ーホテルの1室2名利用スー○ールームが1部屋だけ空いていました。
なんだかよくわからないけど、背に腹はかえられないので、ここを予約しました。
  新幹線で友人Y に事情を話して謝り、ホテルへ向かいました。
  ギリギリでおさえることができたその部屋は、思ったよりも広かったのですが、部屋の真ん中にセミシングルぐらいのベッドがあって、その頭の部分に横向きにロフトのような2段ベッドがついていました。
下のベッドの両側から梯子で上がるようになっていて、上がってみるとそこは昔の寝台車ぐらいの幅でした。
当然、責任を取って私がそこで寝ることになりました。
  夜、ベッドに寝っ転がり、お互いの姿が見えないままおしゃべりをするのは、何か変な感じでした。
「これが、出張で上司と一緒の部屋だったらイヤだよね」とY が言いました。
  ちなみに、翌日の朝食ビュッフェは
『食品ロスを防ぐために』という名目で、おかずがあまり補充されず、とても質素なものとなりました。

  

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?