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vol.1/卒業制作、はじめます。


はじめまして。
デザインを学んでいる大学4年生です。

さて、筆者は現在、卒業制作に励んでおります。

テーマとしてることは「よぼし親子文化の発信と現代への提案」
よぼし親子文化は、知らない人の方が多いと思います。筆者も知らなかった。

石川県の能登地方で慣行されていることで、
「他人同士が親子のような関係を結んで、互いに助け合う」制度です。
制度、とは言いますが、法みたいな拘束力があるものではなく、公的な書類があるわけでもありません。ですので、養子とはまた少し違います。

古くから続いているもので、寿命が短かったり、家が絶えることによる他人との関係性希薄化を防ぐために、親戚関係のない人、また親戚関係が薄れてしまった人とオヤコ関係を結びます。
まさに”地方での生きる知恵”だと思います。

筆者はこの制度の概要をリサーチし、様々な方法で発信していきます。
また、現代に向けてこの制度を活用できないか、とも考えています。
なぜなら、現代は核家族化単身世帯増加によって、地域から孤立したり、お隣さんの顔を知らないといった状況が起きています。
それはいずれ社会問題につながってしまうもので、孤立死や、災害の際の情報共有に大きな支障をきたしてしまうかもしれません。
地域とつながる大切さ、他人とつながる大切さを、様々な面から伝えたいと思っています。

次回から、概要やリサーチ内容についてまとめていきたいと思います!

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