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全国的な違法行為

おはにちは!
犯罪に軽いも重いもない!と思うのですが、
量刑などで罪によって差があるのは事実だと思います。
ただそれは量刑の差であっても量刑が少ないからといって
やっていいわけではありません。
しかし、世の中には捕まらないと思っているのか、堂々で犯罪行為をSNSで投稿している悪質な方を見つけましたので注意喚起を含めて記事にしたいと思います。

軽犯罪法と軽微犯罪について

基本的に犯罪は「刑法」で罰則規定が設けられていますが、違反となる行為を対応する為には、刑法だけではすべての犯罪などに対応することは現実的ではありません。その為、軽犯罪法やその他の法律などで取り締まれるように定まれているのです。

軽犯罪法とは

軽犯罪法は、昭和23年に制定された比較的古い法律です。日常における身近な道徳律に違反する軽い犯罪の類型と、それに対する刑罰を定めた法律として制定されました。処罰の対象としている行為も刑法などで罰するものよりも軽微なものばかりです。
軽犯罪法の主な目的は、刑法犯ほど重大ではなくても、誰もが迷惑であり、道徳に反する行為を処罰することにより、国民生活の秩序を維持すること、より重い犯罪に発展する恐れのある軽微な行為を処罰することにより、重大犯罪を未然に防止することにあります。
このように、軽犯罪法は、刑法と、処罰されない道徳との中間に位置する軽微な犯罪を規定するものですから、たとえ処罰の対象とする行為があったとしても、適用にあたっては国民の権利を不当に侵害しないように留意することが定められています。
また、警察などの捜査機関が、軽犯罪法がもつ本来の目的を逸脱してほかの目的のために乱用することがないよう規定されているため、いわゆる「別件逮捕」などのための適用は認められません。

軽微犯罪とは

法定刑が30万円以下の罰金・拘留・科料にあたる犯罪です。
軽微犯罪については、刑事訴訟法において次のように定められています。
通常逮捕は、被疑者が定まった住居を有しない、または正当な理由がなく出頭の求めに応じない場合に限る。 現行犯逮捕は、犯人の住居もしくは氏名が明らかではない、または犯人が逃亡するおそれがある場合に限る。
つまり、 任意の取り調べに応じる姿勢を見せており、警察官に対して素直に住居や氏名を明かしてその場から逃げようとする気配を見せなければ、逮捕されることはありません 。 軽犯罪法違反は軽微犯罪にあたるため、逮捕には一定の制限が設けられています。

https://keiji.vbest.jp/columns/g_other/4950/

ベリーベスト法律事務所HP引用


ミイラ取りがミイラに、、

ことわざですが、最近はあまり聞かなくなりましたね。
業務としてトラブルを防ぐと謳っている会社が、トラブルを招く違法行為と思われる事を平気で行っている事が分かったのです。
違法行為とは、不法侵入・器物損壊・軽犯罪法などです。

ポスターは突然に

突然というと、笑神様は突然に(日テレ)という番組がありました。
お笑いブームなども幾度かあり、お笑いが好きな私はよく見ていました。
そんなお笑いで済まない出来事が起きたのです。

目の前に現れた違和感

出勤しようとしてお店に向かうと、壁面にポスター(※画像参照)が貼られていたのです。
しかも、断りもなく無断で貼られていました。
壁面という事もあり、うちのお店がやっていると勘違いされる可能性があるポスターで困っております。
そして、しっかりとしたシールで貼り付けられているので、剥がそうとすると壁面などに傷やシールの残りなど起きてしまう可能性があるのです。

実際に違法に掲示されたポスターです

警察に通報

こういうポスターなどは剥がせばいいと思うのですが、それで終わってしまうと、逆に違法であっても相手側のポスターへの器物損壊になってしまったり、かといってそのままで泣き寝入りをすると同じような被害を生んでしまう為警察に通報しました。

よくある風景

指差しでポスターを撮影したり、指紋をとったり、指差しでポスターと写真を撮影したり、まさにドラマで見るような捜査を目の当たりにすることができました。
何も悪いことしていないのになぜか容疑者のような気分になりました。
まずは、無断掲示である場所、お店の敷地への侵入・壁面への器物損壊などで刑事課に被害相談。
犯人が特定されていなかったので、まずは軽犯罪法違反で捜査することになり、生活安全課に引継ぎとなります。

捜査手法について

軽犯罪法ということでそこまで大きな被害が出ていないこともあり、近隣の防犯カメラなどの確認を伝えてもあまり乗り気ではありませんでした。
これが強盗とかならもっと違うとは思いますが、仕方ないのでしょう、、

気になったら行動

この違法なポスターですが、実はつい先日長野市で見かけていて気になっていたのです。
幸い、違法に掲示されたポスターでありますが、ポスターには設置業者と思われる連絡先が書いてあり調べてみました。

ハイブリット戦略

犯罪の種類としても積極的に動いてくれる保証はない。
ならば自分で見つけようと決意!
まぁうちのお店のある防犯カメラも活用できるのですが、それだけではうちのお店以外など複数の場所への証拠にはならないのでネットと足を使った稼ぐ!空中戦と地上戦を駆使したハイブリット作戦です。

思わぬところに証拠が、、

まず、ポスターを掲示している会社の住所を調べ該当地区の目白警察署へ連絡をします。
該当地区では違法行為を確認できず、グーグルマップにて場所を確認するも、一軒家のような場所で路地も狭く会社としての機能はあまりなさそうでした。
仕方なく長野市内をまわり、貼られているポスターのある店舗などを見つけては報告と違法行為による掲示か確認していきます。
店舗がある地区での防犯カメラの確認や防犯カメラの情報を見るように関係各位に連絡をして許諾を確認したりなど抜かりないようにしていきます。

SNSでの証拠が

ポスターの掲示会社を調べると、長野だけではなく、草津や群馬など他の地域でも違法に掲示され困っているという投稿などがあり、さらに調べていくと、ポスターの掲示会社の運営者とみられる代表者がSNSを運営しており、違法に掲示したポスターを投稿していました。
違法行為をすることも信じられませんが、それを自らの成果のように投稿している神経は信じられません。違法行為を軽く見ている、違法行為を逆手にした営業活動、営利目的であると思われる言動は許しがたいものです。

捜査は全国に、、

軽犯罪法違反での捜査でしたが、大量に違法行為を行っている可能性があり、早めに行動し犯罪抑止力を働かせなければと思い、調べた証拠を警察に提供しました。
単なる一部での違法行為ではなく、全国的に違法行為をしている可能性を伝え、早急に対応してもらうようにお願いしました。
また、ポスターの場所と防犯カメラの場所、違法行為が写っている場所などを伝えることにより、証拠集めを迅速にすることができそうです。
早く全国的な違法行為が明らかになり、メディアによる追及や警察による捜査が進むことを祈ります。

頼るのと任せるのは違う

幸い、今回は私自身の店舗、近隣の付き合いのある地区など、情報提供や証拠集めが比較的容易でした。
警察という組織が捜査をするのは当たり前ですが、地域住民や情報を持っている住民が手伝うことにより、捜査が円滑に進むのであれば、皆さんには積極的に防犯カメラなどの映像や情報提供をしてほしいと思います。
地域を守るには地域住民の協力が必要なのです。
ご協力頂いた皆さんありがとうございました。

最後に一言

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ネガティブな投稿が続きますが、少しでも違法や不当な行為がなくなり、皆さんへの注意喚起と同じような被害が出ない為に投稿させていただきました。
今後も有益な情報と不正、不法行為を暴いていき、よりよい街づくりとなるようしていきます。
少しでも行動してきたことに共感、応援したいと思っていただきましたらフォローをお願い致します。

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