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コロナで立ち上がった「若者有志」がカッコイイ【北海道栗山町】

栗山町は、札幌市から40キロの位置にある。

人口1万人ほどの小さなまちだけど、おいしい飲食店がたくさんあって、休日には近隣からたくさんの人が訪れて、行列のできるお店がいくつもありました。

僕もとなり町の夕張から、20キロ車を走らせてよくご飯を食べに行っていました。

しかし新型コロナの影響で、飲食店は大きな打撃を受けました。

そこで立ち上がったのが、まちの「若者有志」でした。

栗山町はふるさと納税にも力を入れていて、まちの特産物である多様な食材やメロンをお礼の品として、人気を集めていました。

人気となったきっかけが、「メロン男子」

栗山町役場のイケメン職員が、「メロン男子」としてPRを始めたのです。

お固いイメージのある行政職員が全力でPRする姿に、少しずつファンが増え、全国的に有名になっていきました。

面白い企画だけではなく、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを駆使し、「カフェ&バー」の立ち上げも行いました。

地元食材を使った美味しい料理、若者を結びつける企画、いまではゲストハウスの運営もしています。こうした活動の中で、若者が夜な夜な集まってつながりを築いています。

「若手がまちを盛り上げる」そんな風土が出来上がっていたのです。

そして、コロナで苦境にある飲食店を盛り上げるため、「若者有志」たちは飲食店に声かけし、テイクアウト情報を集め、自力でテイクアウト情報サイトを立ち上げました。

テイクアウトサイトの運営

動画でテイクアウトのやり方や楽しみ方をPR

飲食店を応援するオリジナルグッズ

町やタクシー会社と連携してテイクアウトシステムの立ち上げ

「若者有志」は、仕事が終わった後、夜な夜な集まってまちのためにボランティアで活動しているのだそうです。

心もイケメンな栗山の若者がカッコイイ。

こんなにたくさんのことを一気に進められるのは、日頃からいろんなチャレンジをしているから。

そうこうしている間にまた新たなチャレンジ。

飲食店を応援するクラウドファンディング

これはただの飲食店を支援する資金調達ではなく、お礼の品(リターン)に「電子地域通貨」を用意しています。

寄付をすると、そのお金が飲食店支援に回るだけでなく、
栗山町の飲食店で使用できる電子通貨をもらうことができ、飲食店で電子通貨を使うことで、さらに飲食店を支援することができる仕組みです。

近隣じゃない人でも、オリジナルグッズをもらうことができますよ。

応援しましょうー!

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