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対話道の探究(18、努力)

目標達成やなりたいものに向けて行動するとき、
「がんばる・努力する」という表現をすることがある。

個人的には、これらの表現があまり好きではない。
エネルギーが吸い取られるような感じがするから。
きっと、過去の経験で
トラウマになっているものもあるのだろう笑

でも、それが悪いとは思わない。

ただ、やみくもに取り組むよりは
「がんばりどころ・努力しどころ」をおさえて
少しずつやるのが理想的かなと。

そして、手は抜かないで、力を抜く。
(これね、何かの本の帯か、宣伝にあったんだけど
良い言葉だと思うなあ)

こうしたい、こうなりたいと思う人は
多かれ少なかれ、黙っていても
「がんばって」いる人。

つまり、少し力が入っている。
(「頑なに」「張っている」のね。)

そうすると
がんばっている自分と
目先の成果に囚われてしまい

到達できない・成果が出ない自分を批判するとか
せっかくはじめたことを投げ出してしまうとか
残念なことが生じやすい気がしている。

力が入っているとき、だいたい呼吸が浅い。

ということは、
浅い呼吸では息が上がるのが早いので、
長く続けられない状態になるのではないかと思う。

取り組みは
じんわり焦らず、長く、しっかり感じながら。

がんばる・努力する過程には
「感じること、気づくこと」を頻繁に取り入れたい。

わずかな変化や進化に気づくと
ほどよく力が抜けるようになる・・・
最近よく耳にする「ゾーンに入っている」状態というのかな。

力が入っているというよりは
自分に集中していて、
良いパフォーマンスが発揮できているとき。

私の周りでは「がんばって」よりも
「楽しんで」という応援の言葉をかける人が多いのは

楽しむほうが、
その人の本来の姿に近い状態が生まれる
ということなのだろう。



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