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開発PM勉強会に参加してみて

こんにちは、株式会社Relicの北川です!
今回は先日(10/25)開催されました開発PM勉強会vol.15「リモート組織PM必見!フルリモートでプロダクト開発うまくいく?」に参加しましたので、その感想をまとめてみようと思います。

対象とする読者の方

  • 開発PMに興味がある方

  • 開発PMで悩んでいる方

  • リモートで開発PMをしている方

開発PM勉強会とは?

まず開発PM勉強会とは何かを説明したいと思います。
私は今回が参加初めてなので間違っているかもしれませんので、リンク先などからご確認頂けますと幸いです。

開発PM勉強会では「すべてのPMに学びの場を」をミッションとしてIT業界のプロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャーが相互に成長できる事例共有の場を作っています。

イベント一覧:https://peer-quest.connpass.com/event/

開催は月に1度ペース、テーマは過去の参加者からアンケートで募った"PMが困っている課題への解決"につながる事例共有となることを目指しています。

そしてなんと、これまでに現役PMやPMを目指すエンジニアやデザイナーなど、プロダクト開発に関わる多くの皆さん(累計2,000名超え!)に参加いただきました。

なお、これまでもこれからもオンラインの開発PM勉強会は無料で開催いたします。
しかし、このまま無料で相互学習コミュニティとしての質を高めていくには運営体制に限界があることも事実です。
今後の運営を継続していくために、メンバーシップ制度への応援参加も超絶お待ちしております!!

開発PM勉強会ってなんだっけ? (下記リンク先より引用)

今回の勉強会のテーマはリモート

今回の勉強会でのテーマは「リモート組織PM必見!フルリモートでプロダクト開発うまくいく?」でした。
私も基本的にはリモートワークなのでノウハウなどがあればと思い参加しました。
各社工夫をこらしていましたが、共通の見解としてはコミュニケーションをどうとるかという点だったと思います。
発展してチームをどのように成長させるかというのも話題になっていたと思います。

リモートワークにおけるコミュニケーション

よくある話としてリモートワークによって生産性が落ちる、業務状態が見れないので本当に仕事しているか分からない、といったことが聞かれます。
トラストバンク社の山崎さんの言葉を借りると、チームを信頼することが大事ということ、です。
業務状態を見れるようにするために監視することを対策として検討される会社さんもあるのかもしれませんが、そもそもオフラインの時も目視で業務状態をしっかり見れていたかということも疑問になってしまうと思うので、まずはチームを信頼することが大事ですよね。
私もこの辺りは同じように意識していていますが、ある程度信頼関係も必要かなと思ったりします。
その辺りも含めてコミュニケーションの(質より)量が必要で、オンライン飲み会や雑談も積極的にやっていきたいですね。
少し話がそれますが、生産性を追求し効率化された先の未来を考えると、私は少し不安を覚えます。
業態によっては良い場合もあるかもしれませんが、ITプロダクトの開発、特に新規事業開発においては、ちょっとした意見や雑談から生まれたアイディアが的を得ていたりします。
とはいえそればかりが良いかと言われればそうでもないので、効率化や生産性の追求はバランス感覚が必要と思っています。

チームの成長

チームを信頼することが大事である、ということをお話しとして頂きました。
そこから転じてどうやってチームを成長させるか、という点にも勉強会では少し触れていたように感じました。
私の考えですが、チームを信頼することは、チームの自律性を促してチームが成長することを期待していることと思います。
アジャイルな開発手法でよく出てくるチームの自律性ですが、その具体的な方法やプラクティスはあまりないように感じます。
アジャイルやスクラムなどの方法論や概要を知っていて、体現できる人は問題ないのかもしれませんが、知らないとどうすれば良いか分からないですよね。
その方法として、勉強会では下記本が紹介されていました。

他にもたくさんの本をご紹介頂いたのですが、私が最も気になったので取り上げさせて頂きます。
ポイントは育”て”方ではなく、育”ち”方。
ティーチングやメンタリングではなく、コーチング的な考え方だと思います。
勉強不足でアオアシを読んでいないのですが、この機会に上記書籍とともに読んでみようと思います。

またLbose社の「開発Ops」という取り組みが興味深かったです。
簡単に言うとプロジェクトチームを横断して、開発Opsチームがプロジェクト進め方やノウハウなどをまとめドキュメント化して展開していくというもの、です。
間違った解釈をしている場合もあるのでLbose社の関連したWantedlyのストーリーのリンクも貼っておきますのでご確認ください。

Relicでも私が所属するIXマネジメントグループでも似たような取り組みがあって現在進行形で進めております。
※IXマネジメントグループについては下記noteを参照してください。

Relicと異なるとのは専任の部隊、タスクフォース的な組織であることかと思います。
似たような取り組みを行なっているので参考になる部分も多く、特に改善と実施を繰り返してより良くしていくという考えは、IXマネジメントグループでももっと取り入れても良いかなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
勉強会では「フルリモートでうまくいく?」ということがテーマでしたが、リモートに限らず普遍的なコミュニケーションとチームの成長という軸で確認できたかなと思っています。
リモート環境にフォーカスすると、今回の勉強会でも話題になったGatherTownなどのバーチャルオフィスプロダクトの活用をもっと進めても良いかなと思っています。
週一、月一などで1日中Gatherなどのバーチャルオフィスに繋いでいて、何かあればオフラインと同じように近づいて確認しにいくという日があっても良いかなと思いました。
今回は関心の高いテーマだったので参加しましたが、また次の機会でも参加してみたいと思いましたし、いつか登壇もしてみたいなと思います!

最後に

Relicではオンライン勉強会を定期的に開催しております。
過去のオンライン勉強会の一覧はこちらです。

またRelicではさまざまな職種について積極的に採用中です。
地方拠点もありますので、U・Iターン大歓迎です!🙌
新規事業にご興味のある方は、Relic採用サイトからエントリーください!

それでは次の投稿でまたお会いしましょう!

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