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【ジオ バンク メソッド】概 要

ま え が き

 「ジオ バンク メソッド」を提唱したのは2000年初夏、多くの生産者農家の方々に支えられて、20年余りです。

 愛用者様に支えられ、これまでの経験から資材の仕様を研究されて、目覚ましい成果を上げての情報開示は有難いことです。

 今後も、経営メリットの大きい『高タンパク質の高品質で多収穫』に稼ぐ農業ビジネスを生産者と共に目指します。

・常識にしばられて、成果か思うように上がらないという例もあります。
・作物の生育で、生長点や根の体調判断を見抜く、判断力が求められます。

 高品質に多収で稼ぐとは、自らが追求し体得することで、めざましい成果が得られます。

 自然界に存在する、微生物や植物が自ら生産している生理活性物質で、「チカラの連鎖」や「機能性/反応」作用を最大限に活用です。

 肥沃な土づくりと高品質な野菜作りで、農業ビジネスを今よりも「夢のある,豊かな,潤いある」健康生活の実現に向けて、生産者のお役に立てていただければ幸いです。

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目 次

 ま え が き

ジオ バンク メソッド」 で稼ぐ

 1)微生物と作物の活性化
   ◦ 土中の微生物相を改善
    ・微生物からの活性物質
   ◦ 植物ホルモン生成
    ・葉面の成長調整

 2)高品質に多収穫する課題
   ◦ 葉の機能を強化
    ・クチクラ層/ワックス層
    ・光合成能力を向上
   ◦ 常識を超える増肥
    ・栄養成長型で生殖成長に促進
    ・炭水化物の転流と貯蔵

 3)生育と肥料管理
   ◦ 養分の可溶化
    ・消化利用能
   ◦ ミネラルの要求性
    ・多量/微量要素

微生物と作物の活性化

土をフィールドに微生物(菌)を増やす/活かす

使用目的・・・農産物を高品質に多収穫で高収益

・微生物(菌)は、有機物で増やせる
  有益微生物(菌)と生成物質を増やす

・微生物(菌)で、根からの吸収を最強にする
  有機物が拮抗微生物(有用菌)を産出して病気を防ぐ
  根の活力を活性で、旺盛な生育を促す

※ 高品質に多収穫のフィールドに向けて「土壌改良」

有機物や肥料の施用は、野菜作りする土づくりに根圏微生物(菌)の活動/繁殖に適したフィールド(圃場/土)づくりです。

微生物」で、有機物を活かす

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光合成細菌: 紅色硫黄細菌等。根の障害を予防するが嫌気で働く。
糸状菌: カビ。他の微生物のために糖をつくる。
納豆菌: デンプンも、タンパク質も、セルロースも分解する"分解屋"
酵母菌: 誰とでも仲良し"合成屋" 炭酸ガスで団粒化。
放線菌: 固いキチン質を分解
乳酸菌: 殺菌作用のある有機酸「乳酸」を作る、"掃除屋"
放線菌: 固いキチン質を分解
菌根菌: 菌根圏(きんこんけん)にいる菌(VA菌、根粒菌等)
硝化菌: 硝酸菌と亜硝酸菌。アミノ酸を硝酸にする
根粒菌: マメ科植物の根で、大気中のチッソを植物に供給
VA菌  :  土壌のチッソやリン酸、ミネラルを吸収して植物に供給
アミノ酸生成菌:  タンパク質をアミノ酸に分解
クロストリジウム菌: セルロースを分解
セルロース分解菌: 難分解性のセンイを分解(トリコデルマ菌等)

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■ フィールド(生産圃場)の土着微生物の活性と多様性
     腐植生産力(副産物)
     団粒再生力(副産物)
   *物理性の改善
   *化学性の改善

■ 生物の生理活性物質と多様性
     腐植生産力(副産物)
     団粒再生力(副産物)根と葉面、表層土壌の活力(生物の機能性)

■ 生命力の活性物質と多様性
     腐植生産力(副産物)
     団粒再生力(副産物)根と葉面、表層土壌の活力(生物の機能性)

高品質の多収穫には、追肥

1)養 分
 野菜類の生育には、窒素・リン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウムの5つの養分(多量要素)と、イオウ・ホウ素・鉄・モリブデン・マンガン・亜鉛・銅・塩素の8つの養分(微量要素)などが不可欠です。

高品質の多収穫に必須の「多量/微量要素」
野菜が成長するのに必要な必須要素は、窒素(N),リン酸(P),カリ(K)の三大要素に加え、カルシウム,マグネシウム,亜鉛がとても重要となります。

窒 素(N)機能
窒素は、「葉肥」とも呼ばれ、葉や茎の生育を促進します。葉物の野菜はこの窒素が多めに入っている肥料を選ぶといいでしょう。

リン酸(P)機能
リン酸は、「実肥」とも呼ばれ、呼び名のとおり実を肥えさせたり、花をたくさん咲かせたりする効果があります。トマトなどの実ものはリン酸が多めに入っている肥料を選ぶといいでしょう。

カ リ(K)機能
カリは、「根肥」と呼ばれ、根や茎を丈夫にし、耐病性を高めます。

カルシウム(Ca)機能
カルシウムは、植物の細胞壁を強くし、病気に強くなります。根張りや光合成能力を高めるため、肥料の吸収率が高くなり収穫が増えます。

マグネシウム(Mg)機能
苦土は、植物本来の生命力を引出すミネラルとなります。野菜の葉が厚く大きくなり、やわらかく甘くなります。(炭酸がすを併用)

亜鉛(Zn)機能
亜鉛は、植物本来の生命力を引出すミネラルとなります。野菜の葉が厚く大きくなり、やわらかく甘くなります。

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2)リズム3「酵 素」で、ミネラルを活かす

酵 素とは、動植物の生体内で、適度な水分や温度など、必要な環境条件が得られると、あたかも生き物のように作用します。

酵素は、タンパク質からできていて、あらゆる生物の器官および細胞・組織等に微量に存在し、生体内においてきわめて複雑で、微妙な化学反応を迅速に遂行しています。

酵 素 の 働 き

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生物の体内で行われるすべての反応は、無数の化学反応が組み合わさったものです。

一つ一つの反応は、試験管の中では思うように化学変化しません。

生物の体内においては、スムーズに行われます。

それは、生体内に酵素が存在しているから、化学変化を速めているのです。

酵素は、化学変化に関与をしても、それ自身はまったく反応を起こしません。

化学では、一般的に触媒というのですが、酵素は生体内で化学反応を円滑に進行させる、いわば生体触媒なのです。

窒素肥料を多く与えると消化できなくなり、作物(野菜)体内に硝酸態窒素という物資で蓄積します。

過剰になると病害虫を誘発し、不健康な野菜を人間が食すると、発ガン性物質になり、呼吸器障害を引き起こす恐れがあります。

有機肥料は、化学肥料より危ないのでは?…と、危惧する要因にもなっています。

未消化の硝酸態窒素は、消化されるとアミノ酸になり、野菜本来の甘く旨みのある野菜になりますから、決して悪い物質ではないのです。

過剰摂取すると野菜に残留し、味が悪く,苦味の元になるのですが、少なすぎると有機野菜で安全,安心だけど…。

収穫や味が落ちるのは、肥料バランスが崩れアミノ酸が少なくなるためです。

養分が少ないために下葉から黄化したり、体力(免疫力)が落ちて病害虫にも侵されます。

野菜の種類ごとに、生育に好ましいpH(※1)があり、異なるので適正な土づくりを行うことが重要です。

※1 pH(ペーハー)とは
酸・アルカリの強さは、pH(ペーハー)という記号で表します。

pH7を中心に、値が小さいほど酸性の性質が強く、値が大きいほどアルカリ性の性質が強くなります。

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3)リズム3の「酵素」で、代謝を促す

酵素は、ごくわずかの量で、数百倍、数千倍ものデンプンやタンパク質の分解を引き起こす酵素や、数百時間かかる反応を数時間で進行させる酵素もあります。

酵素反応は、酵素なしでは成立しないのです。

リズム3は、未消化の硝酸態窒素を、光合成による炭酸同化作用で新陳代謝を促します。
また豊富な炭水化物ができるようにミネラルを効かすと、さらに高品質に多収で高収益が可能になります。

葉で作られた炭水化物は、生長点や実/根に転流します。

成長点に転流した炭水化物は、体力を増強し健全育成させます。

根から栄養の吸収率を向上させ、高品質に玉伸びよく鈴なりに成り込みます。

根に転流した炭水化物は、毛根を多発させ豊富な根酸をの分泌を促します。

根酸を求めて根圏に微生物が集まり、微生物からの生理活性物質を根から取り込み、野菜の生長を更に旺盛に促します。

野菜と微生物は、互いに栄養素を交換し合うもので、この相互関係が活発になれば、本来栄養素になる硝酸態窒素も残ることなく同化されます。

ズットデルネProやリズム3には、野菜と土壌の微生物が活発に活動できるような生理活性物質(酵素)が含まれています。

この酵素(生理活性物質)の働きによって、野菜の代謝が活発になり、通常では過剰と思われる硝酸態窒素も炭水化物に変わって、高品質に多収で高収穫に繋がります。

有機栽培で問題となる硝酸態窒素は、化学薬品ではなく植物たちが本来持っている自然のチカラと、根圏微生物とのコラボレーションを使うことでが、すべてを解決する。

4)葉面散布の効用は、絶大です

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■ 作物の養分吸収は最小養分率といって、不足している養分の量によって左右されます。
従って三要素と同様、微量要素もバランスのとれた供給が不可欠です。
葉面散布は、適性施用の難しい微量要素の供給に効果が絶大です。

■ 異常気象などの自然災害時に樹勢を回復させ、耐寒性を強め作物を強くするのに効果があります。

■ 土壌pH、乾燥、根痛みなど、様々な条件で潜在欠乏をおこす土中の微量要素は、葉面散布により即効的かつ効率良く施用できます。
またマルチ等で追肥が難しい場合にも、葉面散布が効果的です。

■ 栄養周期にあったタイミングで、適期散布で栄養成長/生殖成長をコントロールが可能になため、収量を向上/確保しながら高品質な作物作りが可能となります。
 
5)葉面散布を行うなら…

■ 葉面散布は、午前中がベストです。
 朝つゆのある場合は、濃い目に希釈して行います。
 出来ない場合は、夕方の日が暮れる前に行います。

■ 雨の日や風の強いときは中止します。
 予測ができるなら、前後に行います。

■ 散布時の最適温度は15℃~26℃です。

■ 2~3/4の混合散布や農薬(殺菌剤不可)との混合はなるべくさけます。

■ 葉面散布剤は、気孔の多い葉の裏側を重点に散布するのが効果的です。

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6)こんな時には、リズム3の葉面散布
 
■ 塩基バランスが、くずれているとき
マグネシウム、カルシウム、カリは土壌の塩基バランスといわれ互いに拮抗しますので、たとえ土中に充分あっても他の要素が過剰の場合欠乏症が現れます。

■ 土壌乾燥が、すすんでいるとき
土壌の乾燥時や高温時には土壌にカルシウムが充分あっても欠乏症が現れます。

■ 土壌が酸性化もしくは、アルカリ化しているとき
酸性化土壌ではマグネシウム、カルシウム、モリブデンが不溶化し、アルカリ性土壌ではアエン、ドウ、テツ、マンガン、ホウ素が不溶化し、養分として吸収できません。

■ 肥料やけや過湿などによる、根痛みの対策に
果菜類では生育の後半に収量が増加しますが、着果数が増えるほど老化ホルモンも増加し、根痛みを起こしてゆきます。 

■ 冬期低温時
地温が14度以下になると、根の活動が鈍り肥料が吸収されにくくなります。

■ 接木した作物に
接木をした場合、穂木との組合せによっては、吸収されにくい成分がでてきます。
台木の養分吸収が、必ずしも地上部の穂木に都合の良いものとは限らないためです。

■ 梅雨時、前後のケアに
酸性雨(ph4)などによる、養分の溶脱も多く負担の大きい時期です。
果樹などでは、生理落果の 時期と重なります。

7)葉の機能を強化
  ・クチクラ層/ワックス層の充実
 
■葉は、光合成/生合成を行うエネルギー生産の工場です。
微量要素の多くは、マグネシウムと共に葉緑素、酵素を構成して光合成をおこないますが、微量要素の葉面散布が非常に効率が良く、土壌の理化学性にも左右されません。

■窒素、リン酸、カリなどの多量要素は、葉面散布では充分に補えませんが、微量要素は葉面で、充分に補給が可能です。
 
8)効果的に効かせるなら…
 
■散布する時は、全体にむらなく散布することが重要ですが、葉の裏面には気孔が多いため、裏面のほうが吸収率が高いことがわっかています。
リズム3は、浸透性が優れているので、葉面散布の回数が重要です。

■同じ葉面でも、若い葉の方が吸収力があるります。
果樹では、展葉期からの散布が果実の細胞分裂期や、生理落果時期と重なるので非常に効果的です。

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●葉面散布の注意事項
通常に使用する場合、最初の散布は5〜7日間隔で連続して行ってください。
その後は、作物の生育状態を見ながら7日おき・10日おきなど、間隔を自由に調整してください。
液体肥料や農薬など、他の資材との混用は基本的に可能です。
ただし、硫黄石灰合剤などアルカリ剤とは混用しないでください。
他の資材と混用する場合、まず少量でテストしてからご使用ください。
また、混用した液はその日のうちに使い切ってください。

●取扱注意事項
直射日光・高温を避けて冷暗所に保管してください。
ご使用の際は、よく振ってからお使いください。
夏季は3〜4日おくと希釈液にカビが発生することがあります。その場合は布などで濾してご使用ください。
使用した容器は、水でよく洗ってください。

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よくあるご質問

Q. 何種類の菌を含んでいますか?
A. 空気中の窒素を固定するアゾトバクターや根粒菌のほか、放線菌、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌、リン酸溶解菌、硝化菌、硫黄細菌、繊維窒素分解菌、高熱菌など、亜種も含め70種類に及ぶ菌を配合しています。

Q. 主な特長は何ですか?
A. 強い繁殖力と分解力、多種多様性の微生物群です。土中の繁殖で有機物を分解による生理活性物質、同時に土壌微生物相の土壌生態系のバランスで多様性を生み出すことです。

Q. EM菌や他の微生物資材との違いは?
A. EM菌は、主に光合成細菌,納豆菌 乳酸菌など、嫌気性菌で土壌微生物を主体にした資材です、ジオバンクメソッドの微生物は、有機物の分解力,エネルギーの利用効率,繁殖力ともに高いのが特長です。また他の微生物資材には、実現し得なかった、多種多様な微生物の組み合わせと理想的なバランスが特長です。全作物の生育環境で予想以上の働きが実証されています。

Q. なぜこんなに安いのですか?
A. 製造ロットを大きくすること、梱包資材コストを大幅に削減しています。また、どんなに良いものでも高ければ意味がないとの信念のもと、液肥感覚で使える低価格設定にこだわっています。そのため代理店や店舗を通さず、基本的にお客様への直接販売となっております。

Q. どんな作物や時期に使えますか?
A. あらゆる植物や作物に使ってください。長期採りの果菜類や、回転数で連作する葉もの野菜など、広範囲の作物/全生育ステージ毎に適しています。月に4回程度の潅水や葉面散布で、生育/体質自体が変化します。
地温が10℃以下の場合は、微生物の働きが低下しますので、有機の液肥及び硫安などを少量多回数で使用すると活性力が持続します。

Q. 連作障害の対策に使えますか?
A.連作障害にお悩みの方は、必ず土壌消毒後に施用するようにしてください。土壌消毒で失われた微生物相を回復することが、連作障害対策の重要なポイントです。
ミカンなどの果樹や花卉などの収穫前(1ヶ月程度)に、リズム3やミネラル(Ca/Mg/P/Kなど)で葉面散布を行うと品質が向上します。

Q. 使い方は簡単ですか?
A. 植物の根の周辺に潅水・散水するだけです。
(点滴チューブでもご使用いただけます。)
土壌病害やセンチュウ被害などが発生している場合は、高濃度(50倍)で潅注したりする特殊な方法もあります。また肥料成分は入っていませんので、濃すぎても問題ありません。失敗がない、という点からも安心できる資材です。

Q. 使用上の注意はありますか?
A. 微生物ですので農薬(殺菌剤)と混ぜて使ったり、直射日光や高温下、また凍結温度で保存しないでください。また、購入後は6ヶ月程度で使用してください。(長期保存すると、微生物のバランスが崩れたり、休眠状態になったりします。ただし、使えなくなるわけではありませんので、古くなったものも最後までお使いください。)

Q. 微生物農薬ではないんですか?
A. 農薬ではありません。土壌に多種多様な微生物をバランスよく生息させることにより、土壌微生物相と土壌物理性を改善し、総合的に病害や連作障害が減ることを目指します。

Q. 効果的な使い方はありますか?
A. 微生物が繁殖し、働くためには良質な有機物とミネラルが必要です。五穀堆肥や有機百倍、鈴成、糖力アップなどの良質な有機肥料でそれらを補うことで、生育が劇的に変化します。他の液肥やミネラル資材との混用は可能ですが、強酸性や強アルカリ資材との混用は微生物の働きに影響しますのでご配慮ください。
また、活性が最も高まるように最適バランス化されていますが、土壌の微生物相を最適バランスに保つためには、月に3~4回の施用を継続することが重要です。
なお、ベッド栽培、ベンチ栽培などでも使用できますが、培地が微生物の定着が悪いロックウールなどの場合は、効果が見られないことがあります。

Q. 微生物資材は濃くやれば1回で効果がでますか?
A. 人工的な環境である畑というのは、菌が偏りやすい環境にあります。
偏った畑に、菌が偏って繁殖するのは当然のことです。その偏った微生物相をもとに戻すためには、標準量を回数多くやるのがポイントです。通常は4回目から5回目くらいに地上部にも変化が見えます。また多様な有機物をエサとして施用するのも菌力アップの効果を出すコツです。

Q. 葉面散布も効果がありますか?
A. 菌力アップは、土壌微生物を中心に組み立ててある資材ですので、葉面上で活動・繁殖する微生物が少ないです。そのため、葉面散布しても、あまり効果は望めません。ぜひ根元に潅水してご利用ください。

Q. うどん粉病や葉カビが治ったと聞きましたが、本当にそんなことがあるんですか?
A. 植物が病気になるのは、直接的には病原菌がいるからですが、元をただすと生育のバランスを崩し、葉や細胞が弱って耐病性が低下しているためと言えます。菌力アップが直接的にさまざまな病原菌を殺すわけではありませんが、菌力アップによって、植物がバランスを取り戻し、病気に対する抵抗性を高めることはよくあることです。
ただし、しっかりと植物の耐病性を高めるためには、菌力アップだけでなく、リン酸やミネラルを効かせることが重要です。そのため、鈴成、本格にがり、純正木酢液などを併用してご利用されることをお勧めいたします。

Q. 他の微生物資材と併用しても構いませんか?
A. 植物の生育と土壌の改善に必要な微生物がほぼすべて揃っています。そのため、他の微生物資材を使用する必要はありません。時間とコストの無駄になると思いますので、併用はあまりお勧めいたしません。
また、微生物資材によっては、他の微生物の繁殖を抑えたり、バランスを崩させるものも多く市販されていますので、基本的に他の微生物資材との併用はお勧めいたしません。
ただし、微生物農薬や葉面散布専用の微生物資材を併用して栽培するのは構いません。

Q. 嫌気性微生物なので酸素供給剤と混用するのは大丈夫ですか?
A. 酸素供給剤の多くは、一時的に殺菌作用を持つものが多いです。そのため、混用することはできません。
また、酸素供給剤を併用する場合は、2~3日程度の間隔を空けてください。

Q. 農薬や除草剤と混ぜて使用して良いですか?
A. 農薬や除草剤と混ぜて使用することはできません。混ぜた場合には、菌力アップの微生物がダメージを受け、また農薬や除草剤も菌力アップに分解されてしまうので、効果が半減します。農薬や除草剤とは、1週間程度の間隔を空けてご使用されることをお勧めいたします。

Q. 基本的な、土づくりの順番を教えてください。
A. 土づくりは、植物栽培のスタートです。有機物(堆肥等)やpH調整の石灰、ミネラル資材等を散布し、その上からズットデルネPro5~10L/10aを100倍程度に希釈して散布します。その後、トラクターで耕し3~4週間おく事で、微生物が増え、よい土づくりができます。

Q. 刺し芽の活着促進に使えますか?
A. 菊などの挿し芽は、活着してから使用するようにしてください。芽を切断した断面は、微生物に対する防御機能を持っていないため、菌力アップを施用すると、微生物が細胞組織を分解し始め、腐れることがあります。そのため、活着し根が張ってから、菌力アップをご利用ください。
なお、挿し芽の活着促進には、純正木酢液をご使用ください。

Q. 太陽熱消毒や還元消毒などに使用できますか?
A. はい、お勧めです。微生物の繁殖力が強いため、消毒効果も上がります。

Q. 堆肥や腐葉土を作れますか?
A. はい、作れます。大変優れた発酵促進資材でもあります。堆肥や腐葉土、ぼかしなどを作る際には非常にお勧めです。使用方法は、ノウハウ手帳をご覧ください。

Q. 培養して使うことは可能ですか?
A. 繁殖力に優れているとはいえ、そのまま培養することは非常に困難です。培養環境に合った微生物が徐々に優先していき、特長でもあるバランスが崩れ、効果が低くなりがちです。新しいものをそのままお使い頂くのが一番良いです。

Q. 有機JASに対応していますか?
A. JAS(日本農林規格)に規定される「有機農産物」の栽培に使用できます。有機JASにおいては、資材の「安全性」ではなく、「化学的な処理」の有無について主に審査されます。安全性が高いことはもちろんですが、その原料、および製造工程において化学的処理を含んでいないため、「有機農産物」の栽培において使用することに問題はないと考えます。なお、使用をご検討の方は、事前に認定機関にご確認の上、お使いください。

Q. 取扱店舗はどこですか?どうやって買うのですか?
A. 当ホームページのオンラインショップでお買い求めください。また、お電話やFAX等でもご注文を承ります。
なお、お知りになりたい方は、直接お問い合わせください。

Q. 使い方が分からないときのフォローは?
A. お問合せやご相談などは、お気軽にメールしてください。
全面的にバックアップまた、アドバイスすることも可能です。

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