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「若いなぁ」のベクトル

 ふと、街中で「若いなぁ❗」という言葉を耳にした。
 それがどういう意味を指しているのか、その言葉をかけられている人を私が見ても、若いのだかなんなんだかさっぱりわからない。
 全然知らない人だから当然なのかもしれない。

 この「若いなぁ」という言葉には、二つの相反するベクトルがあると思う。

実年齢とその人の「何か」を比べたときに
①実年齢よりも外見が若い 実年齢⤴️
②思っていたよりも実年齢が若い 実年齢⤵️

この二つのベクトルがあって、その中にも良い意味で使われる場合と、ネガティブな場合があるのではないか。

①の、外見といっても見る人のその人に対するイメージだったりするから、視覚的な見た目だけではなくて言動とか思想とかの
「イイトシコイテナニヤラカシテンノバカジャナイノ」
というニュアンスの場合もあるだろう。

 ②の場合は、年齢不相応の貫禄があるとか、その年齢(若さ)で成し遂げたことの大きさをそう表現する場合もあれば、ただ単に老け顔、行動がのろい(年寄り臭い)とかいうマイナスの場合ももちろんある。

 私自身、何年か前までは「若いなぁ」と言われることがわりとよくあった。
 ここのところ私に向けてのそういう言葉をあまり耳にすることが無くなったのは喜ぶべきことなのか、悲しむべきことなのか。

あなたは「若いなぁ」と言われたら
嬉しい? それとも・・・

どっちの、そしてどんな意味なんだろうね?

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