「一生懸命」と「一所懸命」
言葉の意味
「一生懸命」と「一所懸命」。
二つの言葉の意味を知る前の自分での理解は、以下の通り。
一生懸命:物事や事柄に対して、全力で頑張ること。
一所懸命:物事において、ある一部分に対して注力すること。
でも本当は、
一所懸命の誤用が一生懸命で、
一所懸命の意味は、鎌倉武士のモットーで自分の領地を命懸けで守り抜くこと。
いつのまにか、一所懸命と一生懸命は違う意味と捉えてたけど、
今になって言葉の由来を知れてよかった。
この言葉の違いを知ったきっかけは、今読んでる以下の本です。
「ランチェスター戦略 弱者が勝つ最後の方法」。
これを踏まえて
僕自身は、一所懸命に学生生活を送れてきたのか。
正直今振り返ると、高専・高専専攻科1年生までは、
もっと頑張れたのではないかと思う。
それは寝る前に、「今日はやりきった」と思えるかどうか。
じゃあ、高専専攻科2年と大学院は、
毎日思えているのかというと、そういうわけでもない。
でも、やり切れた・頑張れたと思える日々は増えてきたと思う。
それはただ単なる意識の違いでは?と思われるかも知れない。
だとすると、意識を変えれたのは環境のおかげだと思う。
高専専攻科2年生では、唯一の院進組で、
志望していた大学院の方々とこまめに連絡を取るという環境の中で、
自分もこんな優秀な人になりたいと思えたから、
毎日頑張れたのだと思う。
しかも院試が終わった以降も、
研究活動も同様のモチベーションで頑張れて、
全国区の学会で表彰を受けることにも繋がった。
大学院では、周りが自分より優秀な人しかいないので、
ある意味で失うものなしという精神で、毎日頑張れた。
もし悩んでいたら
頑張れていない、もっと高みを目指したい、
なんだか理由がわからないけどモヤモヤしているなど、
なんでも悩みがあるときは、
環境を変えることで大体問題解決するのではないかとも思う。
それには、ある程度の思い切りの良さ(=行動力)も必要だけれど、
私・僕には行動力が無いからと諦めるよりも、
環境を変えたいって日々思って活動していると、
自然と行動力も身について、
気づいたら求めていた環境や人たちに出会えていると思う。
そんな振り返りをした日曜日の夜。
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