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希望を感じた就活の講座

8月から東京で大学生向けのIT講座の講師をする事になったので、7月末から東京に移動。
しばらくは講義のための準備をしていましたが、8月の2週目の土曜日に初講義をした。

講座の内容は詳しくは書きませんが、ざっくりいうと就職活動をしている大学生に向けて、IT業界への就職支援を目的とした講座です。

これまで内定者向けの講座は実施したことはありますが、現役の大学生向けの講義はやった事がなかったので、リアクションや空気感など、やってみるまで軽くドキドキでした。

ただ、その心配は杞憂に終わりました。
参加してくれた学生たちは、みんな真面目な子達ばかりでとてもやりやすかった。
みんな話を真剣に聞いてくれるし、メモを取ってくれる人も多い。
発言を促しても誰かしら発言してくれるし、グループワークではみんな積極的に協力しながら楽しそうに進める事ができた。
講義が終わった後に質問に来る学生もいた。
初回としてはいい感じに終える事ができたのではないかと思っている。

多くの人が本気でITのことを勉強してIT企業への就職を目指している事が感じられたし、すごく活気に溢れている時間になった。

講座が終わって一息ついている時、なんというか、少し感動してしまった。

最近はテレビのワイドショーをみてもネットニュースをみてもこの国の未来に全く希望を感じない。
誰かがやらかしたネタ、叩きやすそうなネタを扱ってネット上でひたすら批判や誹謗中傷が増えていく。
時代が進めば進むほど想像力のない思考停止の人が増えていくこの状況で日本は今後どうなっていくのか。
ひたすらに絶望感しかないと思っていた。

けど、今回実施した講座で、真面目で活気に溢れた大学生と触れ合う事ができて、この国の未来はまだそんなに暗くないのかもしれない、という希望をみる事ができた気がする。

大学生向けの講座をする事でどんな学びがあるのか全く想像ができなかったけど、まさか未来に対する希望を感じるとは全く思っていなかった。

今回の講座で私が担当するのは、1コマ3時間✖️6コマで、合計18時間。講座の趣旨としてはITの基礎の基礎を学ぶというものなので、その意図で考えれば18時間もあれば十分といえば十分。

けど、真面目でやる気に溢れている学生のために少しでも多くことを伝えたいと思う。
そう考えると18時間という時間はかなり短い。
この間で何を伝える事ができるのか。
色々考えていかなければいけないと思った。

今回の講座は、難易度自体はすごく簡単な内容なので、自分に取ってプラスになる経験ができるかどうかが不安要素でもありましたが、色々考えるべきことが出てきてワクワクしてきた。

私自身のこれまでの経験が学生たちの役に立つように、この東京にいる期間を有意義に使っていきたい。

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