安心して行きなさい - at the age of 40 -
かつて鹿島アントラーズで10番を背負った 本山雅志さん。
高校時代、彼のことが大好きでした。
そんな本山さんの引退試合「モトフェス」が先日カシマスタジアムで行われまして、
高校生のときには願えども叶わなかったカシマ訪問、
39歳最後の日に日帰り弾丸でキメてやりました。
(6時半出発、23時半帰宅。マジで1日がかり)
ゆるーい試合の中でも、やっぱり小野ちゃんは光るものがある。
やなーぎさーわ♪のコールがなつかしい!
名良橋さんの右サイド オーバーラップ、51歳!? すげぇな。
アライバはもともとはガンバ所属で、万博での鹿島戦、何度もヒヤッとさせられた思い出。
(敵にすると怖い選手が鹿島に来ると聞いて喜んだものです)
そして主役のモトは、
最後のサポーターへの「ありがとうございます!」が昔と変わらなくて、
思わず笑ってしまったよ。
サッカーに夢中だった高校生のわたしに、
20年後、あなたのサッカー熱はだいぶん下火になっていて、
なんとまたオリックスを応援するようになりますよ、
と言っても信じてもらえないだろうな。
いろんなものを好きになって、やがて関心が薄れて、
というのをくり返してきたけれど、
なにひとつ無駄にはなっていないのだ、きっと。
おなじ本山好きやサッカー好きと交流したいと身に着けた HTMLの知識やタッチタイピングは、現在の仕事にも活かされている。
当時知り合った仲間のうち数人とは、もう四半世紀近い付き合いだ。
そんなものに夢中になっても身にならない、将来につながらないと、やきもきしていた母親や、
そう言われて反論できずに悔しい思いをしていた自分自身に、
だいじょうぶやで、と伝えてあげたい。
なんとかなるもんやで。
あとのことは、あとのわたしがなんとかしてくれるから、
安心して行きなさい。
好きなものをたのしんで、思うように生きたらいい。
先日40歳になったわたしも、じつはいま、岐路に立たされていて、不惑どころか惑いまくっている。
でも、きっと、50歳のわたしがなんとかしてくれてるんだろう。
安心して、行きましょう。
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