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【8】自己肯定感を下げるもの② 完璧主義

こんにちは😃

前回から自己肯定感を下げる要因を特定し、一つずつ取り除いていくということを紹介しました。
今回も自己否定につながるものを探っていきたいと思います。

完璧主義



「何ごとも完璧にこなさなければダメ」という幻想です。人間は完璧な存在ではないにもかかわず、これを目指してしまいがちです。それはもはや虹の根元を探すようなものです。

どんな人にも長所と短所があり、向き不向きが違っているからこそ世の中回っています。また、短所があるから長所にも気づくことができるはずです。

「私はこれ苦手だけど、それに比べるとこれをやってる時は楽しいし得意だな」

仮に全部できてしまったとしたら逆に何をやっていいのかわからなくなるでしょう。

さて、真面目人ほど陥りやすいこの完璧主義を植え付けてくるものというのは、この世の中にあふれかえっています。

一つは前回と同じですが、

親や先生


別に否定するつもりはありません。ある程度完璧な状態に向かって努力しなければいけないという社会の仕組みがあるからです。

「何ごとも真剣に取り組み、テストではいい点数を取ること。なるべく良い内申点をとって受験を乗り切り、いい学校へ行っていい会社に入る」

これが一般的に言って絶対的に正しい。そうでない場合は、選択肢が狭まり自分が苦労することになると半ば脅されます。

確かにそういった側面はあるでしょう。しかし、これを達成したからといって必ずしも幸せになるとも限りませんし、ここから外れたからといって成功しないなんてこともないわけです。

ところが親や先生たちは、選択肢が狭まってしまわないようプレッシャーをかけてくれるわけです。こうなると子供は「完璧」以外の状態を「失敗」もしくは自分の「能力不足」と感じることでしょう。

社会へ出てもこの完璧以外は失敗という常識に縛られます。親や先生の代わりに、今度はもう一人の自分が彼ら以上に執拗に自分を監視し、常に完璧であるかどうか判断してきます。

誰もいない、見ていないのに頭の後ろの方から「今、手を抜いたよね?何で完璧にやらないの?」「何でこんなこともできないの?」と言ってくるわけです。
この他人によって自分の中に作られた「完璧主義者」は非常に厄介です。何しろ常に一番近くにいるのですから。

解決法は一つです。こう言い返してやるのです。


えらそうに言ってるけど、じゃああんたは常に完璧なのか!?



この完璧主義者はもう一人のあなたですから、当然「い、いや…完璧では…」となります。
ここでさらにたたみかかけます。「自分が完璧でないのに何で人にそれを求めるのか?」と聞いてみてください。答えに窮することでしょう。

こうして自分の中の完璧主義者を屈服させたら和解しましょう。「私もできるだけ頑張るから温かく見守ってよ」

これで、完璧では決してないけど、昨日の自分より少しでもできたことがあれば認められるようになるはずです。


感謝日記にその日の成長を書く


感謝日記にその日できたことを書いて、成長したことに感謝するというのもいいと思います。昨日の自分より少しでもできるようになったことがあったら、それを認め、喜び、感謝します。

他人と比べなくていい、完璧でなくていい。ただ一つ新しいことができるようになったことを喜べれば自分の能力を認めることができるようになるはずです。

次回も自己肯定感を下げてくる完璧主義について考察していきたいと思います。

最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました😊

日々実践記録として書いておりますが、何か心に響くことがありましたら、サポート頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。