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なぜ大人は子供に嘘をついてはいけないと教えるのか

大人の言うことをよく聞く子は可愛がられる。
何を言われても「はい」と言って従う。
口答えはしない。

親は言う。
「素直な子に育って欲しい。」
「嘘はついてはいけません。嘘つきは泥棒のはじまり。」

私は言う。
「お母さん寝てたって言ってました。」
「お母さん警察に捕まってもいいの?」
「すみませんこの子ったらもう。」
「少しよそ見してたんですよね?」
「はい、そうです。」
「えっ、、、だってあの時・・・」
交番を出てすぐ、私は母に睨み付けられた。
家に帰って殴られた。
「お母さん警察に捕まればいいって思ったんでしょう!!」
悪いことをしたら警察に捕まるのは当たり前でしょう?
嘘をついてはいけませんと教育してきたのはあなたたち大人でしょう?
私は何も悪いことをしていないのになぜ殴られるの?
っていうか警察は嘘ってわかっててよそ見運転ってことにした。
警察って嘘ついていいんだ。

当時子供だった私の信用を失墜させるのに十分すぎる出来事だった。

親はこう言うべきだ。
「親の利益を優先する従順な子に育って欲しい。」
「嘘も方便。必要な時もある。」


おわり。


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