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幼ものがたり

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#大岡信

2021_0829_本読み

8月29日(日)は、

山崎
1、『幼ものがたり』石井桃子 著、福音館書店、322〜334ページ 明治の終り 一年生


読了しました。
一年生に上がるところで終わったのですが、下校の時の、
幻影とも白日夢とも違うのかなという体験が印象的でした。
もう一つもやはり下校時の、字を読んだり本を読んだりする以前の、とても限られたことば状態でする「哲学」や「科学」みたいな思考が、すごく面白かったです。そ

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2021_0828_本読み

8月28日(土)は、

山崎
1、『幼なものがたり』石井桃子 著、福音館書店、314〜321ページ 明かり


桃子さんが小さい時が、ちょうど、電柱が立てられ、家々に電灯が少しづつつき始める時期だったのですね。電灯になる前、ランプのホヤを磨くのはこどもの小さい手が便利だったから手伝っていたこと。ランプの光の届かないところは、手燭(手で持てるロウソク立て)を使ったり、豊川様(稲荷社)の机には灯明(

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