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クリエイターが三年後に起業するために-直近の半年でやりたいこと-

こんにちは、はじめまして。またはお久しぶりです、キシバです。
今回は以下の続き。

結構時間が空いてしまったので、今回はあまり記事のクオリティ意識せず、ブレスト的に思考を整理してみたいと思います。

・ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)。
・本人の計画と経験と知識と技術。

前の記事で必要な準備の要約として挙げた上記をベースに考えていきます。

1.路線はエンジニアで、三年より早めのスモールステップを

上記の記事から大きく変わった点が一つ。クリエイター以外のサブキャリアをエンジニアルートに決めたことです。

理由は色んな方に相談した上で「マネジメントは定型的なスキルがあるわけではなく、素質が左右するもの。その上で武器になるのは人に提供できるような現場の経験」という管理職経験者の方のアドバイスがしっくりきたためでした。

営業職やマーケター路線も考えたものの、経営畑で学んだ感覚として「一発目で当たる確率を上げるより、何度でもトライできる状況を作る方が強い」というものがありました。

IT分野ではゼロコストorローコストでサービスをリリースできるので、トライ&エラーがやりやすいというのは定番の話ですが。最終的にやりたい分野もWebサービスである以上、自分がそこに関われればコスト削減やミニマムトライもやりやすい。

三年後にいきなり大規模な資金調達をするというのも現実的ではないので、それまでの間に個人で何度かサービスをリリースする感覚を掴んでおきたい、と今は考えています。

・ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)。
・本人の計画と経験と知識と技術。

このうち「経験」と「計画」に含まれるのがこのエンジニア路線のスモールステップですね。

2.一日十分の法務・経理・マーケ学習を取り入れる

習慣化できている……と胸を張るにはまだムラのある実施状況ですが、ここ二ヶ月ほどはこれを実施しています。

前の記事で法務や経理を学ぶという話をした通り、最終的には法人化・組織化したい以上はその辺りの知識も仕入れておきたい。専門職レベルではなくとも、最低限用を成す程度に。

という目標に対して、このやり方は今のところ効果的だと感じています。『一日一字を記さば、一年にして三百六十字を得る』、吉田松陰ですね。

実際のところほぼ門外漢なジャンルほどとっつきづらく、ついつい後回しにしてしまいがちです。しかしこのやり方なら、まず「とっつく」段階をクリアできます。

一日十分なら六日で一時間ですから、実は意外とサクサク進む印象があります。一週間に一時間、三科目なら三時間の勉強をするのは大変ですよね。細かく刻むとスケジュールも調整しやすい。

『法務』フォルダ、『経理』フォルダとディレクトリに配置して学習記録を整理していくと、例えば以下のe-GOV法令検索やe-taxのような関連するサイトや情報源を一覧的にまとめていくこともできます。

簿記ぐらいは改めてまたしっかり勉強してみてもいいとは思いますが、そうした「どこに注力して学習計画を立てるか」を検討する上でも細かいサイクルで触れていくのは有効だと感じています。

・ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)。
・本人の計画と経験と知識と技術。

これらは「知識」の枠ですね。知識だけではあまり役には立たないけれど、まったく知らないと困るたぐいの分野へのアプローチ。

3.技術を習得するための職場環境選び

ところで、最近転職しました。エンジニア路線で決めるからにはそれに適した環境も欲しかったためですね。幸運にも、業務内容や設立年数的に学べる点の多い職場に出会えたのでそちらに。

(余談ですが、利用したマイナビ・リクルート・Geekly・dodaの四社のエージェント様の中で担当の方のアドバイスが役に立ったのは前三社、最もシステムが使いやすかったのはGeeklyでした。dodaは新人さんの様子でした。エンジニア系の方で大量応募⇒その中から自分が選ぶやり方に親和性のある方にはGeekly、お勧めです)

現職についてはそれほど書くこともないですね。今のところは順調です。技術習得という意味でも、それ以外でも楽しくやれています。長期的なモチベにもプラスなので、いいことですね。

・ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)。
・本人の計画と経験と知識と技術。

必要な「技術」はこちらで習得していきます。

4.ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)をどう調達するか?

ふむふむ。ここまで近況を整理してきて、直近で足りているものともう少し欲しいものが見えてきました。

前の記事の時点で、
ヒト(人材)=協業エンジニア
モノ(資源)=同人誌(コンテンツ)
カネ(資本)=資金調達

と定義しました。

「計画」、「経験」、「知識」、「技術」はメドが立ってきているのに対し、こちらがあまり進んでいないようです。ではどうするか。

まずヒト(人材)=協業エンジニア
これはやはりWebサービスを定期的にリリースして、その話題性や生まれた繋がりなどから探していきたいところですね。これ用のTwitterアカウントの運用は以前から検討していましたが、既存の(使っていない)ものを流用する形で運用を始めていきたいところ。クリエイターとしてのアカウントと繋げるのはもう少し形になってからですね。

モノ(資源)=同人誌(コンテンツ)。
こちらは……むしろクリエイター側から繋げるべきかな? ふむ。大事なのは信頼性なので……コロナ以降に同人系イベントなんかで連携して、何かできたらそこから繋げられるかもしれないですね。「一緒に何かやった」という実績は大事です。

国際市場に出しやすいジャンルとして同人漫画分野を一番意識しているものの、自分野とそこが近くて遠いのが懸念点ですね。早めに繋げておきたい。合同誌みたいな作品概念とか、ゲーム形式、CG作品形式と、色々とできることはあるはず。

……ちなみに、モノ(資源)って表現あんまりよくないですよね。ヒトモノカネでワンセットなのでそう呼んでますが、つまりは誰かの大切な作品ですし、あるいはさらに作家さんご本人と関係を結ぶことを目指すなら、もっと適切な表現を見つけないとですね。

カネ(資本)=資金調達。
これはまぁ普通に預貯金を貯めればスモールステップ分の、例えばサーバー費用なんかは十分足りるとは思います。イラストの発注とかも現実的にできそうですね。Webデザインは費用抑えるためには素人仕事ながら自分でやりたいけれど。最近はフリーの高品質なUIもかなり転がってますし、チャレンジはしたい。

ただ勿論、本格的にやるとなったら個人資産では足りないですね。これは前の記事の通り。なので、ピッチ(起業家が投資家に向けて行う事業内容のプレゼン)を作成しつつ、むしろ早めに相談もしていきたい。

学部時代に、薄暗いお洒落な家で参加費1000円で学生を呼んで業界人(?)の方数人相手にパネルディスカッションやるような奇妙な催しを覗いたこともありますが、まぁもう少し健全な方面で。久々に大学に顔出してみるのもいいですね。経営学部では現役の社長さんが講義してることも多いので。

で、あとは実績。これも前回から変わった点の一つです。リリースしたWebサービスがあるなら、それを成功実績として示していきたいところですね。あるいはそれ自体が本命になってもいい。(Airbnbも「本命の前の小遣い稼ぎのアイデア」っていう成り立ちですしね)

そんな感じでしょうか。
総じて、ヒト(人材)、モノ(資源)、カネ(資本)はWebサービスや何らかの成果物を通じて獲得していくのを目指す形になりそうですね。

折角ならWebサービス側とクリエイター側を繋げたいな。何か考えてみます。こういうのも楽しいですね。

5.まとめ

・「知識」は一日十分の分野別学習を習慣化させる。
・「技術」は今の職場で磨いていく。
・「経験」、「ヒト(人材)」、「カネ(資本)」はWebサービス個人開発で。
・「モノ(資源)」はクリエイター側から繋げる。
・「計画」で特に下半分の動的な繋げ方や進め方を立案・運用していく。

改めてまとめてみたことで、今の進捗と今後やっていきたいことが見えてきました。どんな過程を辿って何処まで辿り着けるのかはまだ自分でもわかりませんが、少なくとも歩き続ければ何処かには辿り着くはず。
自分の選んだ道を、今後も楽しみながら進んでいきたいですね!

今のところ、次はWebサービス関連の立案で一本書いてみようかと思っています。

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