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よく見なければ描けないのは、人生も絵も同じかもしれない。

絵は、ただ描いてみたいというだけの素人です。知らないこと、わからないことが多いので、その分発見することも多いです。最近も、ふと気が付いたことがありました。

描くことは、よく見ることなんですね。描こうとすると、対象物をまじまじと見入ります。描きたいと思う気持ちと同じくらい、「よく見る」ということが楽しくなってきました。

よく見てもよく描けるわけじゃないけど、よく見なければ全然描けないのは明白です。


精密画を描きたいわけではないのですが、とはいえ、適当に見て描いてしまおうとは思っておらず。まだまだちゃんとは見れていないかもしれませんが、比べるのは過去の自分です。明らかに、じーっと見つめるようになりました。色んな角度からであったり、近寄ってみたり、離れてみたり。

それに、描くときだけではなく「何描こうかな」と考えている時にも、同じことが言えるのです。

つまり、色んなものを「よく見るようになった」と感じています。

そして気が付いたというのは、「これ、とても大事なことなんじゃないか」ということ。描くことだけではなく、書くことも同じ。もっと広く言えば、生きることそのものにも、同じことが言えるということに気が付きました。

自分の気持ちをよく観察する。自分の心をよく感じ取る。そういうことを、ちゃんとしなければいけないんですよね。

してるつもりだったけど、出来ていないことがとても多いのではないか。絵を描くようになってそう感じています。

自分が何をしたいのか分からないとか、自分の本心はどこにあるのかとか。自分の気持ちをよく観察し、よく感じるということを意識して行わなければ、そりゃわからない(見えない)なと思いました。

よく見なければ、描けないんですね。
絵も、自分の人生も。

人生100年時代なんて言われますが、実際に自分の人生が、いつまで、どこまで続くのか分かりません。心ひかれるまま脇道に逸れたり、興味あるものへのよそ見は大いにしようと思っています。それが本線になるかもしれないから。

でも自分の心に反するよそ見は、時間がもったいないですよね。

自分自身を、よく見ること、よく聞くこと、よく感じること。しようという心持ちでいるだけでも違うと思うんです。

描くことに限らず、そんな積み重ねを日々続けていきたいと思います。

…と、下手な絵に添える話でもないなと、恥ずかしくなってきたのでこの辺で。






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