秋風に身を任せて 秋明菊
昨日は、記事を書こうとPCへ向かったが、流石に台風による低気圧降下に押し潰されて無理だった。
ようやく和らいだところで、いよいよ秋の花の話をしようと思う。
秋の庭の草花で一番好きな花、といえば秋明菊。
ピンクもあるが、白がいい。
マットな白い花弁が秋風に揺れる様子は、眺めているだけで『ああ、やっと秋が来たな』と。
こちらは、横浜の『港の見える丘公園』にて、昨年モノクロフィルム撮影したもの。この公園の植栽は、いつもセンスがよく四季折々目を楽しませてくれる。
秋明菊について詳しいことは、Wikipediaにお願いだが、よく読んでみるとどうやら、中国からの帰化植物で、原種はピンク。花弁も多かったようだ。
秋の庭で咲いている花弁の少ない白色は、交配種らしいことを知る。
また、『菊』とついているが、『キンポウゲ科』でアネモネの仲間。『Japanese anemone』とSNSの海外の友人は言っていた。
私は、アネモネや秋明菊、クリスマスローズなどのこのような花型がたまらなく好きである。
秋明菊は、『切り花』でも販売されている。
しかし、切り花になってしまうと、途端に水が揚がりににくくなるようで、沢山ついている『蕾』はなかなか咲かず、大抵花だけカットして愉しむことになる。
庭から切ったばかりの秋明菊はまだ少し、持ちがいいのだけれど。
最後は、秋風に身を任せる姿。
あるがままがが一番美しい。
花をデザインして生けることに、また少し罪悪感を覚える。
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