見出し画像

基礎代謝の落とし穴

【基礎代謝の落とし穴】

先週、セミナーの場で、
ある深呼吸ダイエットの利用者から、
このような質問を受けました。


「体重が8キロも減り、体調もよく、
 冷え性もなくなった。
 ダイエットだけではなく、体質改善
 のおまけもいっぱいでとても嬉しいですが、

 どうしても納得がいかないことが
 ひとつあるんです。

 今使っているヘルスメーター
 (体組成計)では、ダイエット前に
 比べると、今の基礎代謝の数値が
 100kcal以上も減りました。

 なんででしょうか?

 呼吸法を実施すると、基礎代謝が高く
 なるはずではないでしょうか・・・」


冷え性もなくなり、体調もよくなった
にもかかわらず、痩せた後、ヘルス
メーターでの基礎代謝値が減った!?

おそらく、この方と同じ体験のある人が
多いではないでしょうか。


なぜでしょう???

◆◇◆━━━━━━━━━━━━◆◇◆

頑張る自分に究極のご褒美
本物志向が選ぶ非日常時間

深呼吸ダイエット合宿
http://59.yoga-lava.com/ga.html

◆◇◆━━━━━━━━━━━━◆◇◆

基礎代謝は体表面積にほぼ正比例すると
いわれているため、現段階では、基礎
代謝の計算は、身長と体重から体表
面積を算出し、そこから概ねの基礎
代謝を求める方式となっている。


この体表面積による基礎代謝の
計算法には、大きな落とし穴がある。

たとえば、この計算に従うと、太れば
太るほど、体表面積が大きく、
基礎代謝が高いことになる。

これでは基礎代謝が低いから太りやすく
なるという現実とかなりかけ離れてしまう。


基礎代謝は、体を横たえてまったく体を
動かしていなくても、呼吸をする、
心臓を動かす、体温を保つ、ほかにも
消化・排泄などさまざまな生命活動の
ために常に使っているエネルギーを意味する。


これらの活動が活発になればなるほど、
基礎代謝が高くなるが、これらの活動に
よる消費エネルギーを正確に計算する
のは不可能であるため、現状では、
体表面積という安易な基準に基づいて、
基礎代謝の計算を行う。

つまり、体表面積が大きければ、それに
見合う体温維持に必要な熱エネルギーも
多いだろうという考えから、現在の基礎
代謝の計算基準が決められたらしい。


このため、家庭用のヘルスメーターを
利用して基礎代謝を測ると、痩せる前
より、痩せた後のほうが体重が減ります
から、当然、体表面積も少なくなり、
基礎代謝も低くなります。


器械から出た数値をそのまま鵜呑み
して信じるのは、どうでしょうかね。

つづく♪

元気だったあなたをまた取り戻せたら

完全予約制 女性専用 未病予防サロン

未病のキセキ → http://kiseki.pro

未病予防は賢い人の選択