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日記張

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書こう思った日だけ書く日記
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#小説

「現実」→現実(高橋源一郎『さよなら、ニッポン』より、なお引用ではありません)

世界「現実」→バラバラのものをあわく結ぶと思ってた 現実→同じ人同士に組んで、分断する…

木勢佐雪
4年前
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【日記】外国語で検索する

・ここ最近の間に途切れ途切れにしていたこと  時々、外国語で検索していた。きっかけはNHK…

木勢佐雪
5年前
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【日記】通行人AまたはB

私は西原理恵子さんの漫画が好きで 彼女のモノローグを真似して、自分の視野をコマ代わりに、…

木勢佐雪
5年前
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【日記】公共圏

8月1日(木) 中心地では大きな祭の前夜祭。暑くて開けていたベランダから、幼い声と野太い声が…

木勢佐雪
5年前
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【日記】プリンター

プリンターを買いに行った。それにあたり壊れたプリンターをジャンクとして売ろうと、持って行…

木勢佐雪
5年前
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【日記】いい日

図書館に行って良かったと思う。気分が酷い日は新聞を読んでいる人たちの顔が青黒く見えて鬱々…

木勢佐雪
5年前
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【日記】「みんな同じなんだね」という優しいフィクションから削ぎ落としていることで作ったフィクションが私は欲しいのだ

長谷川潮著『児童文学のなかの障害者』(ぶどう社)を読んだ。私に必要な本だと思ったので、出版社に問い合わせて買った。児童文学を主に取り上げ、その中で障害者がどのように描かれているか、その時の社会背景、学校制度、社会思想はどうだったかなどが体系化されていて、嬉しい本だ。 その中でも、物語の中で障害が比喩として使われていた、という話に私は注目した。障害が、その当事者や実態を書いているのではなく、「弱さ」「愚かさ」「怠惰さ」「悪業の報い」を表現する様式として使われていたのではないか

【日記】にこにこ

先週のアルバイトの日、教員が研究室の鍵をかけて講義に行ってしまったので、ショートメールで…

木勢佐雪
5年前
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【日記】イマジンてimagingの空耳かと思ったら違った

グループワークで、絵だけでお題を伝えるゲームをした。私は、よくできた。私のお題は「ダイエ…

木勢佐雪
5年前
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【日記】感覚から感情へ、そして意志へ

大局を見失っていたことが、ほんの少しだけだが動きそうな気がする。 例えば、立場Aと立場Bが…

木勢佐雪
5年前
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【地元日記】世去れ節

長部日出雄の小説『津軽世去れ節』を読んだ。世去れ、とは、憂鬱な世よ去れ、という意味と面倒…

木勢佐雪
5年前
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【地元日記】衝動にならないの? これ

私は青森で演劇や舞踏の活動に入っている。文化行政事業だったり、社会人劇団が主催する演劇祭…

木勢佐雪
5年前
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【日記】なかなか速くならない

5月1日(水) 舞踏とホイト芸の公演を見に行く。 曇天で頭冴えず。 投げ銭制の公演。お金を出…

木勢佐雪
5年前
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【日記】身体が変わるまで歩み寄る

今日は研究室でのアルバイトと講義。 大学でDTM(デスクトップミュージック)の講義にもぐっている。ノートパソコンにソフトをダウンロードして、音楽を作る教養科目だ。 途方に暮れている。音楽の基礎知識無し、楽器も歌もやってない。なのに周りは学生楽団や軽音、音楽教員養成課程の学生ばかりで、講師もサクサク進めていく。もちろん個別に質問に答えてもらえるが、質問する度に気が滅入る。 私には音のパーツのイメージが無い。四分音符とか何分音符などの、音の長さが再生できない。パーツ、パーツ