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効率化のための訓練 切り替えのオーバーヘッド
普段の行動の効率化のため、現状からの切り替えを試みる。ということで普段使いのキーボードを新しいものに変えてみた。
結論、作業効率が上がる気配はあるものの、これまで染みついた操作の癖がある手前一時的にはどうしても作業効率が下がっている。
身体が現状を維持したがるのは習熟し効率を上げるため、無駄なエネルギーを使わないため。この障壁を超えて習熟しきったときはじめて効率化される、というオーバーヘッドを理解し付き合っていきたい。
1.切り替えのオーバーヘッド
このように慣れた手法を慣れない手法に切り替えることは一時的な作業効率低下を招くことが多い。キーボードを変えること然り、職務の変更や転職もその一つ。自分の生活ルーティンを変えることも該当。
脳は慣れたことを反復するメカニズムがあり、さらに新しいことを避けるよう動作する。
この障壁を乗り越えなければ変化を起こせない、というのが新しい習慣を作るのが難しい理由。
2.対処の仕方
とはいえ更なる改善のためどのように対処したらいいか。後述するが切り替えに伴う課題を予測し、その対処を考えること。
キーボードの変更であれば、一時的に作業効率が落ちることを見越し、旧環境への切り戻しを任意に行えるようにする。
仕事のやり方の変更であれば、最高に忙しい時期は避け、リカバリが聞きやすいタイミングで試してみるなど時期のコントロールも有効。
予測がしづらい場合は、できれば一時的に実施してみて課題を体験してみるのも一つの手段。水風呂に手先だけつけてみて、その冷たさを知るようなもの。
3.事前に課題を予測する
この課題の予測も実は慣れである。過去の類似事例から予測するのか、周囲の環境から推測するのか。その手法は人それぞれではあるが自分なりの解法にある程度慣れてくるとスピードが上がる。
このように課題予測の手法という抽象度の高い行動はある程度体系化しておきつつ、実際に「キーボードの打ち方」や「行動の仕方」という具体レベルの行動を変えてみること。
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