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脇道を正解とする

先日「やりたいことを見つけたい」という人の話を聞いていました。 自分がやりたいと思って始めたことがやってみたら、イメージと違った。だから、本当にやりたいことを見つけたい、と。

僕自身もそれは感じたことがあるので「わかるなぁ」と思いながら聞いていました。アドバイスを求められたけど、僕は偉そうに語れる言葉を持っていませんでした。

ただ、最適解を目指す必要はないんじゃないかと考えています。「本当にやりたいこと」なんて本当にあるのでしょうか? たった1つの正解があって、そこに辿り着くための最善手を選び続けたい。そう思ったら、大谷翔平さんみたいなストイックさを求められることになります。

そして、その道から少しでも逸れればもうダメだと自己嫌悪に陥る羽目になります。

どんな選択であれ自分が選んだ道が幸せだったと感じられるようになっていければそれでいいのだと思います。

けれど、僕はその人にその言葉を伝えませんでした。 きっと、それも誰かから授けられて得るものではなくて、自分で試行錯誤しながら辿り着く場所だからです。

そんなに答えを急がなくたって、人生には自分なりの答えを見つけるだけの時間はあります。

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