京都西陣・お気楽着物コーデ(20200731) ~水色の着物・真夏の涼やかコーデ~
こんにちは、京都西陣のkiritsuboです。まずはコーデのご紹介。
コーデの詳細はあとに書いてます。
1.2020年7月31日の着物コーデ。
2.当日の天気
最高気温 34.2度、最低気温 25.5度
梅雨明けしました。
いっぺんに暑くなりましたが、このくらい暑くなってこそ夏です!
私はまだ着物で出かけて大丈夫ですね。
3.着物
ホンマに安かったですよ。どこか破れてるかメチャ汚れてるかと思ったけど、どこにも何もありませんでした。明るい色のも欲しかったので、白の綿麻とポリとの3枚まとめて買いました。
これも天神さんの市での購入です。いつも買うのは天神さんの東側の通り、駐車場の入口のところに出店している着物屋さんです。今は市が出ないので早く行きたい!
素材は綿麻?
綿麻ということやったけど、柔らかすぎるような。
まぁでもとにかく洗えますし縮みません。
丈はやや短かめ。腰骨の上あたりに腰紐締めてちょうどくらいです。短くても着ることができる。着物はこういうところがいいですね。
色は薄水色、柄は薄と桔梗です。秋を思わせる柄は夏の特徴、桔梗はすでに咲いてきてますけど色が涼やかですよね。
私は紫が好きなので、ちょっとでも紫が入っていると嬉しいです。
4.帯
この時着た着物↓↑と一緒に買いました。
2つで7,000円ですよ。安っ!
新品やと帯だけで10,000円くらいしますね。
多少は色焼けしてるみたいですが、気にしません♪
目立つとこにシミが無かったらええのです。
博多献上という種類の帯です。博多織で、幕府に献上されるようになってこう呼ばれたそうです。献上柄というのはずっと同じ柄の連続模様なんですよ。お太鼓柄の帯と違って位置を気にせんでもええので楽ですね。
色は生成り地に濃い紫の柄です。一見紺色に見えたりします。
かなり長かったので、先に帯のたれの長さを決めてから手先の長さを調節しました。お太鼓柄でないので、長さをどこに決めても大丈夫。その分長さはいろいろなのかな。ホンマ相当長かった。
5.帯揚げ
絽の帯揚げ。縞模様。
色はほぼ白。生成りの部類ですが、私の持ってる中では一番白いです。
6.帯締
とっても安かった記憶があります。着付けの先生からいただきました。
色は白。「8.コーデの工夫」のところに出て来ますが、白でないといけない理由があります。
レース編みです。手で編んであるのかな?
7.下着
肌襦袢と絽の薄い長襦袢(ポリ)。
アンティーク着物は寸法がまちまちなので、本来ならそれぞれの寸法に合った長襦袢が必要です。しかしそんなことやってられないですよね。
そんな場合どうしたらよいか、お襦袢の寸法を簡単に合わせる方法をこちらのページに書いています。
補正はいつものようにウエストと胸周り。
暑くても私はやります。
これすると、汗を取ってくれて気持ち悪くならへんのです。
8.コーデの工夫
今日は桔梗柄の色と帯の柄の色を合わせました。
水色より紫の印象を強めたかったので帯締も帯揚げも青系統にせず、
邪魔しないように白にしています。
9.全体の感じ
それでも全体の感じはかなりな水色。
会った人はみな「涼しそう!」という感想でした!
帯も白地ですしね。
いやこれ浴衣なのかな。
まぁ、浴衣でもいつもお襦袢着るのでこれでよろしわ。
こんな色やと余計に透けるので、おば(あ)さんとしては
ちょっと恥ずかしいのです。
梅雨も明けたことやし、明るい色でいきましょ!
もうあっという間に立秋が来るので
白っぽいのは早め早めに着ていきます。
まだ2つあるんですわ。
とはいえ、来週は夜まで着物。
しかもそれで走り回る予定なので
白は汚れたら困ります。
ということで来週は紺ですね。
ラジオも聞いてみて下さいね。
この日のテーマは「今年のお盆の準備」。
京都の人は今年困ってます。
「おしょらい迎え」行こうかどうか。
たくさんの京都人に今年の予定を聞いてみました。
ポッドキャストは、3カ月で消えます(と聞いてます)。
https://radiomix.kyoto/episodes/episodes-20597/
10.全部の価格は?
着物 :約2,300円(着物3枚で7,000円・アンティーク)
帯 :3000円
帯揚げ:約650円(3枚2000円以下)
帯締 :約650円(3本2,000円くらい)
合計 :6,600円ほどです。
3枚いくらとか、3本いくらとか。
夏物は毎回洗うのでこのくらい安価でいいです。
コーデの参考になりますように。
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