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高タンパクは腎臓に悪いのか?

結論から言うと、
・腎臓などに疾患がない人であればあまり関係ない
・タンパク質の摂取源によって影響が異なる。

まず、疾患が無ければ関係ない

トレーニングをされている方は、鶏むねやプロテインや卵などタンパク質を一日体重の2倍や3倍摂る方もいると思います。

そうすると、心配なのが腎臓などに影響があるんじゃないかという点だと思いますが。

高タンパクであれば、
多少なりとも負担は大きくなるかと思います。

ただ、これはハーバード大学の研究では
正常な腎臓の機能の方の場合は影響は無いと。

なので腎臓に疾患や機能低下が見られないのであれば、
問題はない。と言われています。


摂取源によって影響が違う?!

これは、すごく面白い研究です。
腎臓病のリスクを比べた報告で、

赤身肉を摂った場合と、鶏肉を摂った場合では
鶏肉の方がリスクが低かったとの事。

赤身肉と比べ、
鶏肉では約62%
魚では約49%
卵では約45%
大豆では約50%
の腎臓病悪化のリスク減少が見られたそうです。

これは面白い研究でした。

この研究を見ると気になる方は、
加工肉や赤身肉から大量のタンパク質を摂取するのは、避けた方がいいかもしれません。


現段階では、
正常の機能の方であれば問題ない。
と言われていますが今後新しい報告が出るかもしれませんので絶対とは言い切れませんが、今のところ安心してもいいのかなと思います。

ただ、
個人的には体重×2g以上摂る事はおすすめしません。

筋肥大を目的とした場合で2倍以上摂っても筋肉量増加には変化はないなどと言った研究もある為、
2倍も摂るメリットが少ないのかなと感じます。


※腎臓の機能低下や腎疾患をお持ちの方は担当の医師との相談が必要と思います。


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