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やりきる力を身につけるために必要なこと

こんにちは。粕谷です。

今週もこつこつブログを書いていきます。年始に、今年はブログを書くと決めて、書きたいことをまとめていると、約60記事ほど書く必要があることがわかりました。毎週1~2記事書いていけば達成できるので、やりきる力で乗り越えたいと思います(笑)

子どもにとって必要なこと

・好きなことから始めること 
物事を続けることはなかなか難しいことです。スポーツも好きだけど、練習を続けることは難しいですよね。昔の部活動を思い出してみてください。試合は面白いけど、毎日同じ練習を繰り返すことは嫌という状況が一番わかりやすいですね。

でもこれをやらないと強くはなれない。

続けたものが実力が増していくわけです。となれば好きではないことなら、なおさら続けることは難しいということです。まずは幼少期は好きなことからやりきる練習を行いたいですね。

・続ける目的、目標をはっきりさせること
大きな目標と小さな目標それぞれ用意しておけると良いです。

「大会で優勝する」「テストに合格する」といったものが大きな目標。「今日は何分で学習を終わらせる」とか「間違いを0個にする」といった目標が小さな目標です。

目的・目標が失われるとやめてしまうケースが多くなりがちです。

何を目的・目標にしていたかを振り返れるよう見える形に残しておきたいですね。紙に書いて貼っておくとか一番簡単かもしれません。

・良い環境に属すること
「人は環境に依存し変化する」

これは本当にそうだと思います。

例えば意識の低い人が意識の高い集団に入ることで、集団の雰囲気や文化に影響されて意識が高くなっていくことはよくあることです。

逆もしかりですが。

部活動が良い先生だと強くなるのは、先生が強くなりやすい環境を作るのが上手だからと思います。

大好きな仲間がいればがんばれる、これもよくあるポジティブな集団ですね。私たち「きりんアフタースクール」も良い影響が与えられる環境を創れるよう努力していきます。

・課外活動は2年間以上続けること
 
様々な研究結果からわかっていることは、課外活動を2年間以上続けたことがある人は、ない人に比べて、やりきる力がより身についていることがわかっています。

なお、仮にやめた方がいいなと思える場合は、きりのよいところでやめさせるとやめた影響を受けにくくなります。

・やればできるの精神を持つこと
続けるためには、「目の前の課題をやれば自分は成長できるという希望」がうっすらでも構わないので持てていることが大事です。

この課題をやっても無意味だと思った瞬間から何事も続かなくなります。(これについてはまだどこかで詳しく書きたいと思います。)

家庭で必要なことは3つ!

①がんばった結果ではなく、がんばるプロセスに注目する
できたことを褒めることはとてもいいことですが、それだけだと、結果にしか大人は興味がないのだなと、プロセスを無視しがちになります。

まずは子どもに「結果は大事だけど、その結果に向かってがんばったことが大事だよ」と伝えてあげてください。

そして時に結果は伴わなくても、努力をしようとする姿勢を見せただけでも褒めてあげてください。

②続けてほしいことは自己決定を大事にする
「受験をする」「野球を始める」など、新しいことを始める際は自己決定を大事にしてあげてください。親の希望も大事ですが、子どもがどうしたいかを必ず聞くようにしてあげてください。

③親も何かに挑戦する姿を見せる
子どもがよく言うのは「なぜ私だけ勉強しないといけないの?」です。

この時に返答としてやめた方がいいのは、「私も子どもの頃はがんばったからあなたも今がんばるのよ!」です。子どもにとっては「今」しか興味がありません。

それよりも、「私もダイエットをがんばるわ」とか、「スポーツや音楽をがんばるわ」といったように、一緒に今挑戦しているものを返せたら理想です。

子どももいっしょにがんばれますね。さきほど記載した良い環境を家庭の中でも作れると効果絶大です。



さて、前回に引き続き、やりきる力について書きました。

このブログの目的は、、、

①「きりんアフタースクール」の目指すことや、普段の様子を保護者の皆様に伝えること

②初めて私たちの活動を知ってくださる方を増やすこと

この2つを目的にしています。

なかなか書くことが得意ではない私にとっては少々困難なことも多いのですが、先日も「ブログ読んでますよ」「参考になりました」と言われてモチベーションが上がりました。

私たちのメッセージが届いているのが見えるのはうれしいですし、続けようと思う励みになります。やりきるための環境が今の私にはあるのかもしれません。引き続きこつこつ書いていきます。

それではまた!



(今回のブログは以下の本を参考にしています)

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