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法務省に電話した日-作文嫌いを減らしたい塾長の挑戦②-

こんにちは!

夏休みの宿題の一番の嫌われ者、それは作文…ということで、7月に入ってからずっと、塾のHPで作文の解説記事を書いています。

こんな感じで。↓

早くも2.5万PV

夏休みが始まってまだ4日ですが、解説記事には約25,000回のアクセスがありました。
16,000人の小中高校生が、作文の書き方を調べて私のHPにたどり着いたことになります。

人権作文・税の作文・社会を明るくする運動作文のアクセス数

夏休みの作文の宿題で、どれだけたくさんの子達が悩んでいるかが分かります。

法務省に電話した日

今日は「人権作文」の書き方を解説する記事を書いていました。
その中で、どうしても過去の入賞作品を紹介したくなったんですね。

というのも…人権をテーマにすると、子ども達は表面的な作文を書きがちなんです。
「相手を思いやる気持ちを大切にするべきだと思いました」みたいな感じで。

でもそれじゃ、人権作文を書く意味がないと思うんですよね。
せっかく大変な作文を書いても子どもの成長に繋がらないですし、

人権尊重の大切さや基本的人権についての理解を深め、豊かな人権感覚を身に付けてもらうことを目的として、昭和56年度から「全国中学生人権作文コンテスト」を実施しています。」

法務省:全国中学生人権作文コンテスト
https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken111.html

という、人権作文コンテストを主催する法務省の目的も達成できません。

差別・偏見を受けた当事者の書いた作文

実は過去の入賞作品の中には、いじめや外国人差別などの当事者になった子どもたちの作文がたくさんあります。

実際にいじめを受けたり、人種差別や障害者差別の当事者になった同年代の人の言葉って、子どもに響くと思うんですよね。

少なくとも、安易に「思いやりを持てば差別はなくなる」みたいな結論は書きづらくなると思うんです。

でも、過去の入賞作品はこんな感じで法務省のHPの奥の方にあるので、これをしっかり読む子はほとんどいないんです…。

そこで、法務省のHPに書いてあった担当部署に電話をして、過去の入賞作品へのリンクを貼る許可をもらったのでした!

YouTube動画も作ってます!

HPで解説記事を書きながら、さらに詳しく解説をする動画も作っています。

文字で説明しても、作文の苦手な子のほとんどは最後まで読みきれないからです。

どうしてこんなに夏休みの作文解説を頑張っているのか?
については動画の中で話しているので、聞いていただけると嬉しいです!

(動画の完全版はLINE公式アカウントに登録してくださった方限定で公開しています)

それでは引き続き、作文解説頑張ります!

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