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旅の反省点

旅の準備をするにあたって、何を持参すべきか事前に調べていた。

南京錠、圧縮袋、カッパ、洗濯紐、ダミー用の財布、薬・・・

こんなものもいるんだ、これも必要になるかも・・・

調べれば調べるほど必要なものは増えていく。

最終的にカバンを3つ用意しなければならない量になった。

大きなキャリーバック(容量100Lくらいか?)と、30Lほどのリュックサック、そしてウエストポーチ。

半年間、旅にでるのだから不備なく揃えておきたい。

そう思い、全てのカバンに必要物品をぶちこんだ。

今思えば余計なものばかり持って行ったもんだと思っている。

3つもカバンはいらない。

一つで十分だった。

ここでは持って行った物の中で、後悔したものベスト3をご紹介したい。

第3位、もりもりスリム茶(ティーバッグ)

第2位、半年分の生理用品

第1位、ドライヤー


第3位の「もりもりスリム茶」

これは私が毎日飲んでいた自然美容健康茶である。

名称のとおり、もりもり排便がなされるお茶、便秘解消のお茶である。

私はこれに頼らなければ排便困難だった。

半年も飲まなかったらどうなるだろう・・・
旅中にフン詰まりなんか起こしたらどうしよう・・・

そんなどうしようもない不安から何パックか持参することにした。

結果、便秘のことなんて忘れるし、それどころではない。

何より、日本のビジネスホテルのように宿先にお湯を沸かせるものなんてない。

日本のホテルがどれだけすばらしい設備で整っているのかもわかる。

お湯を沸かしティーバッグを浸して優雅に飲む環境なんてないのだ。

第2位の生理用品

これに関しては、第一位のドライヤーと同等ぐらい必要なかった。

半年分も持参したのだが、旅が終わるまで使い切れず、ずっとカバンの中を占領していた。

とても高価な消耗品なので、処分しようにも処分できなかった。

生理用品に限ったことではないが、そういった消耗品や日用品は現地で調達できる。

着るものも日本から余計に持っていく必要はない。

現地で買って、不要になったら現地で処分する。

それを繰り返し、いかに身軽でいられるかに徹する。

薬も同じだ。

日本の薬だけでは解決できない。

体調が悪くなったら現地の病院へ行く、が一番だ。

生理用品は最低でも1回分持参していればいいだろう。

第1位のドライヤー

当時私はロングヘアだったので、髪の毛が濡れたまま過ごすのは嫌だと思っていた。

これも便秘と同様、そんな問題は世界を旅するとなるとどうでもよくなるものだ。

そしてなにより、日本の電化製品を海外で使うとなると電圧問題が発生するので、いちいち海外用の電源変換プラグを使わなければ持参したドライヤーなんて使えない。

あわれなことに、お気に入りのドライヤーを持って行ったので、捨てることができず、これも旅が終わるまで持ち歩く羽目になってしまった。

最も必要でなかった物品、邪魔だった物品だ。

他にも必要でなかったものはまだまだある。

薄手のダウンや衣類・下着、化粧品など・・・

人によって必要なものは違ってくるだろう。

私の場合、それらの物も全部持っていく必要はなかった。

全て現地でなんとかなる。


これらを踏まえ、私の結論。

カバンは30L程度のカバン一つでいい。

荷物があればあるほど移動がしんどくなるからだ。

移動がしんどいと旅が嫌になってくる。

せっかくの旅が楽しめなくなる。

持っていくものは、お金、海外のATMで使えるカード、スマホ、パスポート、あとはなんだろう・・・

究極それだけあればいいか。

荷物は最低限に。

髪は短く切っておくことも事前にしておいたほうがいいだろう。


またいつか旅をする時にそなえた、見返すための記録である。


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