関ジャニ∞ GR8ESTコンサートについて綴る

2018年4月15日を迎えてから、およそ5ヶ月が過ぎた。

9/7、金曜日に、関ジャニ∞のコンサートに行ってきた。
私が入る今回のコンサートはこの日が最後で、個人的なオーラスだった。
今回は名古屋、大阪、東京と彼らを見てきたわけだが、東京が群を抜いて一番楽しかった公演だったと思う。
安田くんの身体もだんだん良くなって、それぞれが歌のパートにも慣れて、無理のない笑顔があふれ出ていたように思う。私が入った日には東京スカパラダイスオーケストラの皆さんがドームにやって来てくれてナマのジャムセッションが行われたり、それなのに丸山くんがベースを変えるのを忘れてズッコケ男道がやり直しになって横山くんがやりにくそうに恥ずかしそうにする瞬間もあったり。それでも笑顔が絶えず、とにかく夢のようだった。そう、回を増すごとに良くなっていっている過程とその一点にある特別がどっと押し寄せてきて、それに付随するように本人たちがもうとっても楽しそうで!泣きたくなるほどの笑顔を見せられて、幸せだなあと感じざるをえなかった。

そして昨日の東京オーラスは、安田くんの誕生日を祝ったりもあったりして、そしてとにかく村上くんがへとへとになるくらいにとっても楽しい公演だったと聞く。村上くんのエネルギー切れについては最初とても心配だったけれど、丸山くんがお知らせしてくれたように無事だったらしい。うん、みんな無事で楽しく東京を終えれてよかったなと思う。本当によかった。
このまま、福岡のオーラスと台北公演、そして大阪の振り替え公園までみんな安全に健康に楽しく突き抜けてほしい思いでいっぱいです。


そんなこんなで個人的なオーラスを迎えてしまったいま、私の夏が終わってしまったからだろうか、それとも別の要因からだろうか。うん、両方だと思う。
私の関ジャニ∞の夏のコンサート、通称グレコンが終わって、私は寂しい気持ちにさらわれている。

私の担当は渋谷すばるではない。
だが、渋谷すばるがいなかった初めての6人体制によるコンサートを終えたいま、夏の終わりに似た寂しさを感じてしまっている。

どの公演もとても楽しかったのだが、名古屋の初日はやはりまだ緊張感が漂っていた。北海道に入った友人の話を聞く限り、それでもまだマシになった方とは言っていたが、錦戸くんのひりひりするような佇まいや、彼らそれぞれがなにかを気負いすぎていて、こちらも楽しむつもりであっても頑張れ!頑張って!と念る気持ちがあった。会場を包む拍手に、そういった気持ちが確実に篭っていて、だから彼らもお客さんに背中を押されたと言うのだと思う。空気感が、楽しかったのだがやはり異様だったのだ。

それがいまや、たくさん自然に笑えるようになっていて、頑張ろう!安心させよう!ではなく、楽しもう!楽しませよう!といった思いを感じるものになっていた。
彼らだけの力で暖かい空気が作れるわけではないことを痛感する。
今回のコンサートは確実にファンと関ジャニ∞が作り上げたものになる。なっているに違いないのだ。
だからこそかもしれない。
そこに生まれた笑顔の中に、すばるくんがいないことがとても寂しく感じたのは。


異様なまでのヨコヒナ供給の場にすばるくんがいたらどんな顔をしただろう。丸山くんが失敗したとき、どんな顔をして彼を見ただろう。
いないのに。そういった面影が見たいのかなんなのか、そう思ってしまった自分は確実にいた。
作られたようなわざとらしいくらいのヨコヒナが見れたのはすばるくんが居なくなったからなんじゃないかとか、そう思ってしまって、うん。なんかたぶん彼ら二人が肩を組むのが嬉しいはずなのにどこか切なくなってしまって、この目で見たにも関わらず、これが見たいわけじゃなかったんだけどなあ、って、ごめんね、ちょっと思っちゃった。

現場はすごく楽しかった。
本当に楽しくて楽しくて楽しくて、もしかしたら楽しすぎちゃったから、その分せつないな、って思っちゃっているのかもしれない。
もう心配いらなくなることが、やっぱりせつないな。
良い方に向かっていて、きっとこれからも何があってもずっと笑っている私が大好きな関ジャニ∞のままでありつづけてくれるだろうという確信を持てるからこそせつない。
でも大好き。
ずっと見ていたい。
追いかけていきたい。
また一緒に笑ったり音楽を楽しんだり、絶対したい。

願わくば、

いつかすばるくんも、また会えたら、、、
また会えたときには、一緒に笑いたい。
All you need is lough
うん、本当にその通り。
だから、もしもがあれば、そのときも絶対笑っていたい。


あれからすばるくんのことを考えないようにして、もう自分の中で踏ん切りがついたと思っていたけれど、それでもまだまだだなと思った。
とっても素晴らしい公演だったけれど、今は笑顔があふれる彼らを見ると、家に帰ってからちょっぴりせつなくなる。簡単に忘れることなんて出来ないし、するつもりもない。納得は……しているのかどうか

こうした心臓がひりひりする気持ちと共に、私は関ジャニ∞と歩んでいきたい。
ぜんぶぜんぶ大切にかかえていきながら、そして笑いながら。

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